「流星の印」の秘密、ようやく解き明かされましたね。
でも、天馬になって飛翔し、永遠に別れるときが近づいている……。
馬への愛情とロマンに満ちた美しい物語に心が洗われるような「星降りの丘」(このタイトルもすばらしい!)でした。(*''ω''*)
作者からの返信
ありがとうございます。
この話が、書いていて一番「読んだ人にどう思われるんだろう?」と考えた話です。他は全て現実に基づいた内容ですが、この部分だけが虚構、ファンタジーなので。馬に翼が生えるだけならまだしも、一体どうやってあの大きな体で空を飛ぶんだろう、と。
だけどこの部分を表現しなければこの作品を書く意味がないので、そこはどうにか許容してもらえたらと。『鶴の恩返し』を少しイメージしていますね。
次章は競馬関連の話が増えると思います。シルバーライト、三冠への挑戦ですね。
編集済
続きを拝読いたしました。
冒頭の天馬の意味がようやく明かされましたね。人間との絆を育むことで馬に翼が生え、天へと旅立っていくという設定はとても幻想的で素敵だと思います。夜空を駆ける天馬の姿が目に浮かぶようでした。
その一方で、食用肉という末路を辿る馬の話もあり、心にずしりと来ました。
人間との絆の有無が馬の行く末を左右する、というのが本作のテーマなのかな、と思いました。
シルバーライトもいつか天馬となるのでしょうか。
別れは辛いけれど、ミドリならきっと暖かく見送ってあげられると思います。
私の作品も読んでくださってありがとうございます。感想も頂戴できてとても嬉しいです。
今のところ公開終了する予定はないので、ご自身のペースで読んでいただければと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
現実世界において多くの競走馬が悲しい運命を辿っているということを知ったことが、この作品を書くきっかけとなりました。天馬となって天寿をまっとうするという設定は、僕の理想というか、願望を表現しています。
競馬に詳しくなくても騎手という職業があることはよく知られていると思いますが、競走馬の世話をする厩務員という存在は一般的にあまり知られていないかもしれません。この作品ではそこにだいぶスポットをあてています。ミドリはとてもお気に入りのキャラクターです。
『深海の歌姫』のほうも、じっくり楽しませてもらいます。
最終的にハッピーエンドになったらいいなあ、とは思っていますが、まだわかりませんね。どちらにしろ、きっと美しい終わり方があるのだと思います。