第7話 買い物に行った朝霧ヨーコさん その2

 クロガンスお爺さんが引っ張る馬車に揺られ、

 テマリコッタちゃんのお話に耳を傾けながら、


 白狐姿となっている異世界の私は、街へ向かっています。


「オトの街はね、こじんまりとした集落なの。でもね、みんな優しい人達ばかりなのよ。それでね……」

 テマリコッタちゃんは、嬉しそうに、これから行く街のことを教えてくれます。


 私に、私が知らないことを教えることが出来て本当にうれしそう。


 そんな、笑顔で話し続けているテマリコッタちゃんの様子を見ながら

 操馬台に腰掛けている私も思わず笑顔になってしまいます。


 小一時間もすると、

 少し霞んで見えていた前方の山が、くっきり眼前に見えるようになり、クロガンスお爺さんは、その麓の道を迂回しながら馬車をガラガラと引っ張っていきます。


 途中まで、すごく楽しそうにお話をしていたテマリコッタちゃんなのですが、どうやらハイテンションではしゃぎすぎた反動からか、さきほどから気持ちよさそうに寝息をたてています。

 そのまま、私に頭をあずけ、寝息を立て続けるテマリコッタちゃん。

 

 ときおり何か寝言を言っているようですが、馬車の音にすべてかき消されています。


 私は、肩にかけていたショールをテマリコッタちゃんにそっとかけてあげました。

 心地よい風が吹き抜け続けています。

 寝ている間に体が冷えたらいけないから、ね。

 私は、そっとテマリコッタちゃんを抱き寄せると、その体温を感じながらしばし周囲の景色を堪能していくことにしました。


 馬車を引っ張っているクロガンスお爺さんも、急に静かになったテマリコッタちゃんを不思議に思ったらしく、馬車をひっぱりながら振り向きました。

 そこで、私に肩を抱かれながら眠っているテマリコッタちゃんに気付いたみたい。

「ありゃ、ヨーコさん、こりゃあ……」

 そう、言葉を発しかけたクロガンスお爺さんですけど、

 私は、人差し指を口にあて『お静かに』のポーズを取りながら、ニッコリ微笑んでいきます。


 こんなに気持ちよさそうに寝ているんですもの、

 到着まで寝かせてあげればいいではありませんか。


 そんな私の意図を感じ取ってくれたのか、

 クロガンスお爺さんは、申し訳なさそうに、一度ペコリと頭を下げると、街へ向かって馬車を引っ張り続けていきます。


 私は、そんなお爺さんの背中ごしに、周囲の景色を満喫していきます。

 そうね……元の世界だったら、スマホを取り出してパシャパシャするとこかもしれないけど、それよりも、今、この時間を楽しみたいわ。

 私は、テマリコッタちゃんの髪の毛をそっと撫でながら、のんびり景色へと視線を向け続けます。


◇◇


 ほどなくして、

 馬車の行き先に、木の柵が見えてきました。

 丸木で作られた、高さ2mほどの柵は、おそらく街をぐるっと覆っているのでしょう……私の視界の中には切れ目を見つけることが出来ませんでした。


 そんな一角にある、門へと、クロガンスお爺さんは向かっていきます。

「さぁ、テマリコッタ。もう街じゃ。そろそろ起きなさい」

 クロガンスお爺さんの声に、テマリコッタちゃんは、私の腕の中ではっと目を覚ましました。


 ただ


 すぐに自分がどういう状態になっているのか、

 ここがどこなのか、


 目覚めたばかりの思考が追いつかないらしく

 寝ぼけ眼で周囲を見回しています。


 そして、

 ようやく自分が私に出来しめられながら寝ていたことを理解したテマリコッタちゃんは

「は、はわわ!? よ、ヨーコさん、ごめんなさい! 私、ヨーコさんにもたれかかって寝ていたのですね!?」

 声を裏返らせながら慌てて立ち上がると、私に向かって何度も頭を下げていきます。

 私は、そんなテマリコッタちゃんを落ちつかせるために、もう1度抱き寄せると

「目は覚めた? じゃあ、街では案内をよろしくね」

 そう良い、ニッコリ微笑みます。


 私の言葉に、テマリコッタちゃん、嬉しそうに微笑むと

「まかせてヨーコさん! 私がいっぱい案内してあげるわ」

 そう言いながらニッコリ微笑む返してくれました。


 うん

 私、テマリコッタちゃんのこの笑顔が大好きです。


◇◇


 クロガンスお爺さんが門に近づいていきます。


 門には、門番らしい人が1人。

 村に入ろうとしている人は、私達以外にはいません。


 あまり人の出入りがないらしく、この衛兵さんも、木陰に身を置き暑さをしのいでいる様子です。

 手の槍も、どこか杖代わりのようになっている感じね。

 とはいえ、この衛兵さんは、見た感じ少しお年寄り風な犬の姿ですので、それもあって少々お疲れ気味なのかもしれません。


「よぉ、ワルコス。まだくたばってなかったか」

 そんな老犬の衛兵さんに、クロガンスお爺さんは、笑顔で声を掛けていきます。

 すると、その声に気がついた、老犬の衛兵~ワルコスお爺さんは

「おいおい、誰かと思ったらクロガンスか!? お主こそ久しぶりじゃの、街までやってくるなんぞ。死ぬまでにまたあえるとは思っておらんかったぞ」

 そう言うと、槍を近くの木に立てかけ、クロガンスお爺さんに歩み寄っていきます。

 2人は固く握手をかわすと、その場で抱き合います。

 互いの肩を軽くたたき合いながらのハグ。


 親愛のこもった……2人の友情を確かめ合うかのようなハグ

 なんだろう……見ていてすごく感動がこみ上げて来ます。


 すると、そんなワルコスお爺さん、

 クロガンスお爺さん超しに私を見つけたらしく、その目を丸くしていきます。

 そんなワルコスお爺さんに、私、軽くお辞儀をしたんだけど、

「こ、こりゃ驚いた……クロガンスよ、お前、婆様亡くしてしょぼくれていったとおもったが……いつのまにあんな若くて美人の新しい奥さんをもらったんじゃ!?」


 って


 あらやだ、私、クロガンスお爺さんの奥さんに間違われてるの?


 びっくりしているワルコスお爺さんに、クロガンスお爺さんは

「違う違う、こちらはヨーコさんといってな、最近近所に引っ越してきなさったお嬢さんじゃ。

 孫のテマリコッタの話し相手をしてもらっておるのじゃが、今日はこの人の買い物のためにやってきたんじゃよ」

 そう言い、ワルコスお爺さんの肩を叩いていきます。

 するとワルコスお爺さん、

「な、なんじゃそうじゃったのか。まさかお前が息子のガークスより先に嫁をもらったのかと思って、ドキドキしたぞ」

 そう言いながら、笑っていきます。


「ところで、そのガークスはどうした? いつもなら門番はガークスの仕事じゃろう?」

「あぁ、あいつなら近くの森で害獣の目撃報告があってな、その調査に向かっておる」

「害獣の駆除となると、結構手間じゃないのか? この村の若い衛兵といえば、ガークスだけじゃろう?」

「あぁ、そこは大丈夫じゃ。最近はな、少し遠くのガタコンベのイエロさんちゅう、すごく強い剣士の人が協力してくれるらしい。今日もその人と合同で向かっておるからのぉ」

 そんな会話を交わしながら、何やらワルコスお爺さんが手渡す書類に、手慣れた様子で書き込んでいくクロガンスお爺さん。

 村に入るための手続きをしているみたいなんだけど、雑談というか世間話の方が主になっている感じね。


 そんな2人を見ていると、ワルコスお爺さんが改めて私を見つめ

「いやしかし……ほんに美人なお嬢さんじゃな……ガークスの嫁にぜひ欲しいくらいじゃ」

 そう言いながら、私をジッと見つめてくるのですが

 すると、テマリコッタちゃんがいきなり私とワルコスお爺さんの間に立ちはだかり

「あら、ダメよ。ヨーコさんは私のヨーコさんなんだから。ガークスには絶対あげないわよ」

 そう言い、その頬をぷぅ、と膨らませます。

 

 テマリコッタちゃんは怒っているのですが、そのあまりにも可愛い仕草に、その場の皆は揃って笑顔になっていきます。

 当然、テマリコッタちゃんは

「もう、ヨーコさんまでひどいわ! 私、ホントに怒っているのに」

 そう言い、再び頬をぷぅ、と膨らませていきました。


◇◇


 手続きを終えて村に入った私達。

 買う予定の品物が小さいので、馬車はワルコスお爺さんのいる門の衛兵の詰所の脇に置かせてもらい、私達は街の真ん中を通っている街道を3人揃って歩いて行きます。


 あ、そうだ、忘れるところだったわ。

「クロガンスお爺さん、温水魔石を買いに行く前に、品物を買い取りしてくれるようなお店に寄って頂きたいのですが……手持ちが少ないので、少し手持ちの品を売ってお金に換えておきたいのですが……」


 クロガンスお爺さんには見栄をはって「手持ちが少ない」って言いましたけど……いえいえ、とんでもない、私は目一下文無しです……持って来た品物が売れなかったら、ホント途方に暮れるしかないわけです。


「あぁ、なら心配いらん。魔石を扱っとるネリメリアの雑貨屋が、確か買い取りもやっとるはずじゃ」

 クロガンスお爺さんがそう言うと、

 その横で、テマリコッタちゃんが私の袖を引き

「あのね、ネリメリアおばあさんは、人猫なのよ。娘さんのネプラナと2人で雑貨屋をやってるの」

 そう言うと、そこで、テマリコッタちゃんは、私に顔を寄せるように手招きします。


 テマリコッタちゃん、私の胸くらいまでしか身長がないものね。


 で、私が顔をテマリコッタちゃんに寄せていくと、テマリコッタちゃんは私の耳元にそっと口を寄せ

「ネプラナはね、さっきのワルコスお爺さんの息子のガークスの事が好きなの。

 でもね、ガークスはネプラナの気持ちに全然気がついていないの」

 そう言うと、テマリコッタちゃんは一度、悪戯っぽく微笑むと

「だからね、ヨーコさんにも応援してあげてほしいの。お願いね」

 そう言いました。


 おそらく、テマリコッタちゃんは、そのネプラナさんとガークスさんのことも大好きなのね

 だから、2人に幸せになってほしいと思っているのでしょう。


 私は、テマリコッタちゃんの耳に口を寄せると

「わかったわ、私も応援隊に加わるわね」

 そう言い、にっこり笑いました。


 そして、2人して見つめ合い、改めてニッコリ笑い合う私とテマリコッタちゃん


「おいおい、女性2人の秘密話もいいが、店にもうすぐつくぞい」

 そんな私達を優しく見守りながら歩いていたクロガンスお爺さんが、進行方向の一角を指さしていきます。


 そこには、猫の形をした板に『ネリメリアの雑貨屋』とかかれた看板が掲げられた……


 あ、あれ? ちょっとまって

 ここ、異世界のはずよね……なのに、なんであの看板は日本語で書かれているの?

 私は困惑しきりなんだけど……あ、そういえば、あの本を開いたときに、最初読めなかった文字が急に日本語に変わったことがあったっけ……それが関係しているのかしら……


 と、私は店の看板を見上げて困惑しているんだけど、クロガンスお爺さんとテマリコッタちゃんは、そんな私を「初めてのお店で緊張している」と思い違いしているらしく、

「大丈夫、ここの婆さんとは顔なじみじゃ」

「ネリメリアお婆様も、ネプラナも素敵な人よ」

 そう言いながら、それぞれ私の手を引き、店の中へと引き入れてくれました。


 カランカラン


 軽やかな鐘の音とともに

「いらっしゃい」

 少し年配の女性の声が、私達を出迎えてくれました。


 お店にはいくつか棚がならんでおり、その棚の中に様々な品が陳列されています。


 そして、その奥

 店のカウンターらしき場所に、少しお年寄りの、人型をした女の猫が立っています。

 さっき、私達を出迎えてくれたのも、この猫の人です。


「よぉ、ネリメリア。久しぶりじゃな」

 クロガンスお爺さんは、ニッコリ笑いながら猫の人に声をかけていきます。

 すると、猫の人は、クロガンスお爺さんに視線を向けると、

「なんとまぁ、クロガンスじゃないか、随分久しぶりだね、元気だったかい」

 そう言いながら、カウンターによじ登り、クロガンスに抱きついていきます。

 それをクロガンスお爺さんも

「おいおい、熱烈歓迎はありがたいが、あぶないぞ」

 そう言いながらも、笑顔でこの猫の人を抱き留めています。


「紹介しよう、こちらの女性がこの店の女主人、ネリメリアじゃ。

 こっちは……まぁ、テマリコッタはお馴染みじゃな。そして、最近近所に越してきた、ヨーコさんじゃ」

 クロガンスお爺さんの紹介を受け

「ネリメリアさん、こんにちは。」

 そう元気に挨拶するテマリコッタちゃんに続いて、私は

「初めまして、ヨーコと申します」

 そう言い、軽く一礼していった。


 すると、ネリメリアさんは、私を見つめながら

「あんれまぁ……こりゃ驚いた……こんなべっぴんさんがこんな田舎に越してきなさったのかい?」

 そう言い、鼻の上の丸めがねを思わず人差し指で直していきます。


 っていうか、

 こ、この姿って、そんなに美人さんなんだ……この世界では


 私が内心で苦笑している中、


「まぁ、挨拶は後じゃ、まずはちょっとこのヨーコさんの相談にのってやってくれないか?」

 クロガンスお爺さんがそう、話を振ってくれたので、私はポーチを片手に、カウンターへと歩み寄り

「実は、引っ越しで何かとお金を使ったこともありまして、少し手持ちが寂しい状態でして……何か買い取りして頂けたらと思っているのですが……」

 そう言いながら私は、家から持って来た品々をカウンターへと並べていきます。


 小型の置き鏡

 チャッカマン

 ナイフとフォーク


 うぅ……元の世界じゃ、100均で買える物ばかりだし、さすがにこれをお金にってのは無理があったかなぁ……


 私が、内心でそんなことを思いながら冷や汗を浮かべている中、

 ネリメリアお婆さんは、私がカウンターに置いた品々を見回しながら

「な、なんだいこりゃ……」

 そう言いつつ、1つ1つを手に取っていきます。


「ナイフとフォークって、これ、材質はなんなんだい? こんなに軽くてしっかりした金属、初めて見るよ……」


 ……え~っと、き、金属っていわれても、元の世界の100均じゃあ、普通に売ってる品なんで、そんなの気にしたことないよ


 私が苦笑している中、

 いつのかにかクロガンスお爺さんも、そのナイフを興味深そうに手に取り

「普通、ナイフとフォークと言えばもっとでかくて思いからなぁ……ヨーコさんの家でスパゲテーをご馳走になったときはなんとも思わなかったが、言われて見れば、確かにこれは珍しいのぅ」

 そう言いながら、マジマジと見つめていたのですが、

 ネリメリアお婆さん、そんなクロガンスお爺さんの行動に気がつくと

「これ! そんな鋭利な爪の手で持つんじゃない! 傷がついたらどうする気じゃ!」

 そう言いながら、クロガンスお爺さんの手から、それをひったくっていきます。


 そして、再びそのナイフとフォークを見つめ始めたネリメリアお婆さんは、しばし腕組みしたまま考え込んだ後


 改めて私を真正面から見つめてきました。


「ヨーコさん。正直に言うけどね、この品は、こんな田舎の雑貨屋じゃなくて王都や、もっと大きな街に持って行った方が高く売れる……私もね、少しでも高く買い取ってあげたいのは山々だけどさ、田舎の雑貨屋ではそれにも限界があるんだよ……それでもできる限りの金額で買い取らせて貰おうとは思うけど、それでいいかい?」


 ネリメリアお婆さんは、そう言うと、改めて私を真っ直ぐ見つめてきます。

 私は、そんなネリメリアお婆さんに、ニッコリ微笑むと

「えぇ、それで構いませんわ」

 そう返事をしました。


 そんな私に、ネリメリアお婆さんは、どこかホッとしたような表情を浮かべると

「じゃ、お金を取ってくるから、少しまっとくれ」

 そう言い、店の奥へと戻っていきます。



 よ……よかったぁ……

 な、内心ばっくばくでしたけど、どうやら、結構なお値段で買い取ってもらえそうです。


 これでどうやら、当面のお金には困らなくて済みそうです。

 それに、お金に困ったら、また100均でフォークやスプーンを買ってきて売ればいいんだしね。



 内心で、安堵している私なんですが


 ふと見ると、私の横で、テマリコッタちゃんが私が持参している鏡をジッと見つめていました。

「こんなに小さくて、しかも机の上に置ける鏡なんて初めてみたわ……」

 テマリコッタちゃんは、その100均製の鏡に目が釘付けのようです。


 それって、プラスティック製の台座のやつなんですけどね。


 でも、それを、目を輝かせながら見つめているテマリコッタちゃん。


 ……そうね……お金の目処は、さっきのナイフとフォークでなんとかつきそうだし……


 私は、その鏡を手に取ると

「じゃ、テマリコッタちゃん、この鏡は今日、この街を案内して貰うお駄賃としてあなたにあげるわ」

 そう言いながら、鏡をテマリコッタちゃんに差し出していきます。


 するとテマリコッタちゃん。

 最初は、すごく喜んだ顔をしたんだけど、すぐにびっくりした顔になって

「ダメよ! だめだめ……これ、とても貴重な品物なんでしょ? そんな物を受け取れないわ」

 そう言いながら、首を左右に振ります。

 

 そんなテマリコッタちゃんに、私は

「いいのよ。どうせ処分するつもりの品だったんだし……それに、お金はさっきのナイフとフォークでなんとかなったから、この鏡はお友達のテマリコッタちゃんにもらってほしいんだけど?」

 そう言いながら、再度鏡を差し出します。


 すると、テマリコッタちゃん

 おずおずと両手を差し出して

「ホントに、いいの?」

 そう言いながら、私の顔を見つめてきます。

 そんなテマリコッタちゃんに、私は再びニッコリ笑い

「えぇ、もちろんよ」

 そう言いました。


 テマリコッタちゃんは、ようやく鏡を受け取ると

「ヨーコさんありがとう! 私うれしい!」

 そう言い。鏡をギュッと抱きしめていきました。


 その姿に、私も思わず笑顔を浮かべました。


 すると店の奥から足音が……

 どうやら、ネリメリアお婆さんが戻ってきたようです。

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