順番 (手紙) 中
その後、クラクションを鳴らした、運転手が車から降りてきて、しばらく僕達に
「危ねぇだろぉ!!」
とか
「馬鹿か⁉︎」
って怒鳴っていたね。
運転手が帰った後に、そみちゃんが
一言
「心がこまいんじゃな〜」
と岡山の方言で、言ったね。それに思わず僕は、笑ってしまって、そみちゃんが恥ずかしそうに、
「あっ!方言が…恥ずかしい…、まだこっちに住んで日が浅くて、、あ!この辺りの大学に行ってます。19歳です。東京ってすごいですよね!車も人も、お店もね?…。あああ!あとはな!音楽が好きで……」
って喋ったら止まらなくなる、ソミちゃんが可愛いくて。
その後、終電が過ぎている事気づいて、取り敢えず周りを一緒に散歩してて、気づいたらホテル街でね。そみちゃんは急にテンパリ出して、それが凄く愛おしくて、
「どこか入りますか?」
なんて言ってみると、少し黙って、
「ぃきっますぅ」
声が小さくなったり大きくなったり、今思い出しても笑えてくるよ。
あれから時間が経ったけど、順番を破ったのはあれが最後だよ。
それか、破り過ぎて分からなくなってるのかも笑笑。
これからも宜しくお願いします。
僕より。
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