うつ病との、つれづれ

青山モカ

まえがき

 唐突ではあるが、エッセイを書こうと思い立った。




 厳密にはこれまでも自伝を書いたことはあったが、大人の事情で消えたと判断してもらって構わない。




 書こうと思った経緯は様々ではあるが、私自身のことを私自身で見つめ直し、頭の中で物事を整理することが理由のひとつである。要は物分かりが悪い自分自身の脳みそを奮い立たせるために執筆しようと考えたのだ。




 それともうひとつ。どうも私の過去の経験談は、私自身は普通と思っていても、周りに話すとどうもそういうわけではないらしいということがわかりつつあったためだ。すべてが面白おかしいという話ではなく、時として毒付くような内容もあるだろうが、読み物にはなるように極力努力しようとは思っている。




 最後に言うが、私は持病として精神疾患を持っている。私の症状は比較的軽微なものだと自分では信じたいが、周りからどう思われているかはわからないというのが実情だ。その点についてもエッセイを書き連ねていくうちに公開していくと思うが、現在過去問わず、精神疾患で悩んでいる人、または別の持病で苦しんでいる人の少しの助けになってもらえたらいいと思っている。もちろん、普通の日常を送っている人にも楽しんでもらえたり、こういう病気なんだという事を知ってもらえる機会の場になってもらえたらと思っている。




 長話もほどほどにしよう。体育館に徴集されて長々と聞かされる校長の話が苦痛であったことを思い出してしまう。










 それでは、コーヒーを片手に数分の時間を頂くことをお許しください。

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