第20話 夏の終わりのハーモニー(3)

 お姉さんが顔を上げて僕の方に向かってきて、下半身に頬ずりをしてくる。もちろん僕のその部分もカチカチになっているので、柔らかな頬の刺激がとても気持ち良い。明らかに僕を誘っている様子に我慢できなくなって僕がジーンズを下ろして性器を取り出すと、お姉さんは四つん這いでむしゃぶりついてきた。



 お姉さんは足下にうずくまって僕のものを舌で舐めしゃぶって口に含んできた。お姉さんの舌がとても気持ちが良い。犬がじゃれつくような感じで僕のものにしゃぶりついて舌でなめ回して唇に含んでくる。



 その表情はとてもエッチで、そして嬉しそうだった。僕はたまらずにお姉さんのポニーテールをつかんで前後に動かしてお姉さんの喉奥に発射すると、そのまま飲み込んでくれた。ものすごく気持ちが良い。



 少し乱暴にしすぎたかなと思っていると、お姉さんはかえってそれを喜んでいるような感じで幸せそうな笑顔を僕に向けてくれた。まだ性器は勃起したままだ。僕は何故か荒々しい気分が続いていて、さらにお姉さんを攻めたくなってしまう。



「お姉さん、コンドームあります?」



「リュックの中」



 お姉さんのリュックサックの中からゴム製品を取り出して装着すると、お姉さんは裸のお尻を揺らしてボクを誘ってきた。僕は大きな白いお尻を抱えてお姉さんの顔を草の上に押しつけて本能のままに突き入れていった。熱くて柔らかな肉の感触がたまらない。姉さんの背中の方からのしかかって手を回して豊かで量感のある胸をつかみながら腰を動かすと全身の感覚が一点に集まってしまったかのように気持ちが良い。



 全身に走るむずがゆさをお姉さんの体の中にこすりつけるような感じで激しく前後すると、たまらなく気持ちが良い。緑の中の野生の動物のような本能のままの交わり。どのくらい動かしただろうか?僕の下でお姉さんが震えているのが感じられる。



 柔らかな裸の体を包み込むようにして抱いていると凄い満足感だ。そして僕はお姉さんの中に放出した。とても長くて気持ちよくて充実していて、出し終わった後、一瞬気が遠くなってしまった。



 明るい夏の太陽の下で僕もお姉さんも理性を無くしてエッチなことをするのはとても幸せだった。以前よりもこうした状況に慣れたのか、それとも以前よりもお姉さんが愛おしくて積極的になってしまったのか……何かに取り憑かれてしまったかのように大胆に力強く僕はお姉さんを扱ってしまったような気がする。



「ごめんなさい……ちょっと無茶しちゃいました」



「いいの!こういうのが良いのよ!」



 終わった後、お姉さんがコンドームを外して萎えた僕のものをしゃぶって掃除してくれたので、僕もお姉さんのあそこを拭いて、それから水筒からお茶を飲んだ。野原の上は意外と涼しく、そんなに汗をかいたつもりは無かったんだけど、それでもとても喉が渇いていた。



 お姉さんにも水筒を渡すと、お姉さんは空いたタッパーに水を入れて四つん這いになって犬のように飲み始めた。まだ遊び足りないみたいな感じだ。ピチャピチャと水を飲むお姉さんはまるで本当に四本足の動物みたいに見える。



 お姉さんがリュックサックの中から何かを取りだした。骨の形をした犬用のおもちゃだった。



「ねえ、貴文くん!あれやって!」



 真希お姉さんにお願いされて、僕が野原の上に骨の形のおもちゃを放り投げると、お姉さんは四本足で駆けていって口でくわえて戻ってきた。



 その姿はまるでお姉さんが犬に取り憑かれてしまったかのようにリアルだった。でも、嬉しそうなお姉さんを見て、僕も楽しくなって何度も放り投げる。



「わんわん」



 犬の鳴き真似をする裸のお姉さんはとても可愛らしく見えたので、僕は頭や首筋を撫でて犬にするように可愛がってみると、お姉さんは嬉しそうに笑った。つい調子に乗って犬に芸をさせるように伏せ、とかチンチン、と言うと、お姉さんは犬のように反応してそのポーズを取ってくれる。とても可愛らしくて、そして、官能的で魅力的なお姉さんを見ていると幸せだ。



「ねえ、湧き水飲みに行こう!」



 そう真希お姉さんが言ったので、僕は鎖を手に持って四つん這いのお姉さんと池沿いの山道を進んでいった。四つん這いでお尻を高く上げて手足の先の方を使って進んでいくお姉さんの裸はとても綺麗だった。大きなお尻が揺れていてとてもエッチな眺めだ。ポニーテールも揺れていて白い首筋に犬の首輪がはまっているのがとてもよく似合っている。



 やがて岩場から湧き水が湧き出しているところに着いた。とても涼しくて気持ちが良い。水筒の栓を開けて水を汲んでいると僕の足下で犬のお座りの姿勢でしゃがんでいる真希お姉さんが僕の方を見てきた。



「飲む?」



 と、僕が言うとお姉さんは



「わん!」



 と答えてくれたので、水筒を開けて上を向いているお姉さんの口に注いだ。そのままお姉さんの全身に水をかけると、犬がはしゃぐように喜んでいた。



 裸の体が水に濡れてとても美しく見える。その姿がものすごく色っぽかったので、僕はジーンズから性器を取り出して、お姉さんの口元に近づけると、お姉さんはわんわんと言いながら僕のものを舐めしゃぶってくれた。



 外で遊ぶのは二度目だからなのだろうか?それとも僕の中の何かが覚醒したのだろうか?何かに取り憑かれたかのように、こうして夢中になってお姉さんと遊んでいると、自分がお姉さんをペットにして飼い慣らしている気分になる。また、お姉さんもそれを望んでいた。



 何度も出したのに、また勢いよく発射してしまったけれど、お姉さんはそれを全て飲み込んでくれた。ものすごく気持ちが良くて力が抜けそうになるけれど、僕に体力が付いたからか、今までのような疲労感は感じずに済んだ。



 お姉さんの口にまた湧き水を注ぐと、こぼしながらもごくごくと喉を鳴らして飲んでいる。僕も喉が渇いたので水筒からごくごくと飲んで、頭から冷たい水をかぶって、からになった水筒に湧き水を汲むと、また首輪につないだ鎖を引いて野原の方へと進んでいった。風がとても涼しくて気持ちが良い。



 野原についてレジャーシートの上に座ると、お姉さんは裸のままで犬がお座りをするような格好で座っていた。まだ遊び足りないらしい。首輪から鎖を外すと、四つん這いで野原の方へと駆けていった。



 さっきの骨の形のおもちゃを拾ってお姉さんの方へ投げると、口でくわえて戻ってくる。こうした遊びを何度か繰り返していると、いいかげん時間がたってきた。



「お姉さん、そろそろ戻りませんか?」



「嫌……もっと飼い慣らして……私を貴文くんのものにして!」



「……じゃあ、スキンシップしましょうか」



 そう言って真希お姉さんの体を撫で回して唇を重ねると、お姉さんは舌を僕の口の中に入れて絡めてきた。お姉さんの味が感じられてとても幸せだ。手でつかむと指からはみ出てしまうほど大きな胸を揉んで、肉づきの良いお尻に手を回してお姉さんの全身を撫で回すと、お姉さんも僕に抱きついてきて、裸の体を押し当ててくる。



 こうして何度も真希お姉さんの白くて柔らかな体を全身で感じて楽しんだ。

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