第5話 魔法と魔力と紋章

 そして肝心の魔法についてだ。

 魔法とは魔力をエネルギー源としイメージした内容を具現化し発動させること。

 魔力をある程度もち各魔法の属性に適正のあるものなら使うことができる。

 適正がなくとも発動させることはできるが実用的な威力・効果をもってはいない。

 

 攻撃魔法・治癒魔法(回復魔法とも言う)・補助魔法

 精霊魔法・召喚魔法等がある。

 各魔法には属性があり火属性の攻撃魔法、水属性の補助魔法等がある。

 

 特殊魔法と呼ばれる魔法も存在する。

 これは適正がなければ発動することもできない。

 空間魔法・精神魔法・神聖魔法等があり使い手は非常に少ない。

 

 そして魔力についても調べた。

 魔力 この世界の住人ならば誰でも少なからず持っているもの。

 魔力量は魔法発動の回数に直結する。

 ゲームで例えるとMPといえばわかりやすいと思う。


 魔力の強さは威力と効果範囲、強度に影響する。

 魔力には 質 もあり上質の魔力は魔法発動の成功率・精度・操作に影響する。

 魔法の習得も上質の魔力のほうが有利なようだ。


 そして魔獣や幻獣、精霊等と契約し使役する際に

 魔力を代償として支払う事が多い。

 その際、上質な魔力は美味しいと感じるらしく

 魔獣達もよく命令を聞くようになる。

 特に精霊が上質の魔力を好むらしい。

 

 次にこれも気になる紋章についてだ。

 生まれたときに紋章を宿している先天性のもの。

 修行や継承等によって得る後天性なもの。

 

 先天性のもので代表的なのが

 魔王の紋章・魔神の紋章・勇者の紋章・聖者(聖女)の紋章・賢者の紋章 

 これらは強力な紋章の中でも上位に位置するもので

 他にもいくつかの紋章の存在が確認されている。

 

 勇者・・・やっぱりいるんだなあ。

 会ってみたい気もするけどできれば平和的に会いたい。

 魔王の子だからって問答無用で襲われたりしなきゃいいけど。

 

 話を戻そう。

 魔王の紋章は魔法に関する力を得られる。魔神の紋章は身体能力に関する能力。


 勇者の紋章は全能力の向上と何らかの武器を用いた必殺技の会得。

 さすが勇者の紋章。限りなくチートくさい力に思える。

 

 聖者の紋章は治癒魔法に特化した能力を与える。

 

 賢者の紋章は魔法能力の向上と思考と知識

 に関する能力を与える。

 

 これらは紋章の特性で詳細な能力は宿主の個性で変わってくるらしい。

 そして宿主は紋章に意識を集中すると詳細を把握できる。

 

 ボクの紋章の力は魔王の紋章が特殊魔法を含む全魔法適正と

 紋章使用時に魔法を強化する能力。

 魔神の紋章は身体能力の底上げと紋章使用時に神憑りな集中力と身体能力の強化だ。

 かなり強力な力だと思うが紋章は好きなだけ使えるというわけではない。

 使いこなすにも習熟が必要だし一日に使用できる制限時間もある。

 切り札というわけだ。

 

 ちなみに父アスラッドも魔王の紋章を持っているが詳細は知らない。

 宿主の個性の影響を受ける紋章ならガチムチな父の個性がどう魔王の紋章影響を与えるのか。

 実に気になる。

 聞けばあっさり教えてくれそうだけど・・・。

 

 後天性のものでは

 剣士の紋章・魔法使いの紋章・槍士の紋章・弓使いの紋章・拳士の紋章 等がある。

 これは適正があれば短期間での修行で会得できる下位の紋章だ。

 そしてさらに修行を続ければより上位の紋章へ変化する。

 例えば剣士の紋章だと 

 

 剣士の紋章→剣豪の紋章→剣聖の紋章 

 という具合に。

 

 剣聖の紋章ともなると強力な紋章となるので

 ちょっとやそっとの修行と才能で会得できるものではない。


 でも魔法を使えるようになったら剣や体術の修行もしてみたい。

 魔法剣士的なスタイルってかっこいいよね。

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