第2話 両親は''仲良し''
引越ししてからの翌朝
明「おふぁよぉー」
アオ「あ、姉ちゃんおはよー」
明「あれ?どしたの?今日学校休みだよね?」
アオ「休日練。そろそろ出ないとだから。行ってきます」
父、母「「行ってらっしゃい」」
明「お父さん、アオって何部?」
父「えっと...確か...バスケ...だったかな?」
明「そうなんだ...」
母「そういえば、最近''彼氏君''とどうなの?」
明「...!」ギクッ
父「彼氏なんていたのかぁ...アオハルしてんなぁ」
明「えっと...今回の引越しのことで...めんどくさい事になってる(嘘は言ってない)」
父(家に前とは知らない人がいるからお家デート?ってやつができないのか)
母(その彼氏君、アオくんに妬いてるのね)
明(何とかごまかせた...)
沈黙。無音の時間。
父、母、明「...(((話題が...ない...!)))」
父「きょっ、今日はいい天気だな!」
母、明「「....」」(¬_¬)
本日、曇り
明「あ、課題やんなきゃ」
逃げるが勝ちと、ありもしない課題をやるため部屋へ逃げる
父「...暇だな。''あれ''やるか」
母「本当に''あれ''やるの?」
父「俺のテク見せてやるぜ!あれからちょっとは良くなったぞ?」
母「あなたとヤるのは別にやじゃないけど...」
父「けど?」
母「あなた、すぐイッちゃうじゃない」
父「だから、少しはマシになったはずだから」
母「まぁ、暇だし、やりますか!」
そう言って2人は2人の部屋に入って鍵をかけた。その後2人の部屋からは話し声と変な声が聞こえている
明「何やってんだか...一応課題やってるってことになってんだから静かにして欲しいわ...」
母『もうイったの?早いわねぇ...』
父『もっと優しくしてくれ...』
明「...っ!?///(何してんの?何してんの?何してんの!?こんな真昼間から!!!もうすぐアオも帰ってくるのに!?)」
\ピンポーン/
アオ『ただいまー。誰か開けてー。』
明「はーい!(邪魔しちゃ悪いよね。真昼間からヤってる方もおかしいけど)」
アオ「疲れたー、あれ?父さんと母さんは?」
明「邪魔しちゃダメだめ。そっとしとこ?」
アオ「え?」
明「その...ね?仲良し(意味深)してんのよ」
アオ「え?(困惑)あっ…(察し)それじゃぁ邪魔しちゃ悪いね」
母「今日はこの辺にしときましょ?ね?」
父「あと1キル出来たら...」
母「あなたいつからそんなに''FPS''にハマったのよ...」
父「んー...明美と出会うちょっと前から」
母「そんなに前なのにまだ『良くて2キル』なのね...」
父「伸びしろがあると言っていただきたい」
母「そうね...」
こうしてまた誤解が増えた(ちなみにアオはお家デートしてると思ってる)
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