第3話 コンプレックスを刺激される

8月3日 火曜日

安くなっていたから買った山型食パンでホットサンド。うちのホットサンドメーカーは少しサイズが小さくて、普段は最後の耳がおさまらず苦労していたのだが、山型食パンで半分に折って挟む方法が悪くないと発見。

4月に受けたちょっとしたインタビューのその後についてのメールをもらう。ちょうど昨日、あれどうなったかな?と思っていたところだった。


今日の学習・進捗

見田宗介『まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学』河出書房新社を読む。ひとまず前半の「まなざしの地獄」の部分まで。

私は自分がこの時代にここに生まれ育ったことに、劣等感と自覚したくない優越感を持っている、と思う。おそらく小さな頃から積み重ねてきた、さまざまな小さな優越感と、さらに、優越感を持つことに対しての劣等感とともに。東京には自分の手の届かないものがたくさんあるけれど、東京は遠足でだって行けるくらいの距離にある。最寄り駅にはいくつものチェーン店が揃っている。

そんな自分には、労働力の源泉となっていた地方を見つめることが苦しい。こういう場所で育った人がみな犯罪者になるわけではないけれど、こういう場所で生まれ社会によって犯罪者にされていってしまうひとつの物語。

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