第27話　時の船



船は運ぶ

辛い思いも

悲しい出来事も


そして

たった一瞬の楽しい出来事も

永遠を望む喜びも


どんなに抗おうとも

どんなに無関心を装っても


時の船は運び去って行く

ただひたすらに過去へと流されて行く其の船こそ

私達に対して一番の無関心さを装っている

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る