少女と少女と幼女(夢)

とある日。

小さな古民家で「ゆめこ」と「ゆいか」

という、二人の少女がいました。


その少女達は仲がよく、

二人でいつも遊んでいました。


そのつぎの日に、

もう一人幼子が産まれました。


その二人は喜び、二年間子供のお世話を、

休みなく、行っていました。


そして、その子が二歳の時。


一人で立ったのです。

二人は喜び、(やっと立った!!)

と思いました。


だが、そのつぎの日。

その幼子は立てなくなっていました。


二人はその時から、

お世話をしなくなりました。


飽きたといい、

お世話を止めてしまったのです。


その幼子は立つことがなく、

そのまま時が経ちました。


4年後。


幼子が小学生になりました。

ですが、歩けなかったのです。


昔から、ずっとそのまま。

倒れて、倒れて、倒れて、倒れて。

そして、少しずつ進む。


ですが、小学生時代、

自分達とは違う人はどうなるか。


そう。いじめです。


立てないからといじめて虐げてその子が、

聴こえる近くで悪口を言ったのです。


泣いて立てない自分を嫌いになりながら、

前へ、進みます。


そして、ある程度の日が経ち

フィールドワークが行われました。


バスの中、その子はバスの階段のところで

座っていました。


誰もがいじめます。


彼女を見ながら笑い、ふざけて。

だけど、彼女は一度も泣きませんでした。

強い子です。



ただ、


そのいじめの元凶が

自分の姉たちとは知る事は、

ありません....

               fin

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これは私が見た夢の話。

助けたかったが触れることはできず、

助けられなかった夢。


その子の名前はあったのですが、

思い出せず、名無しになってしまいました。


その子には本当に申し訳ないと思っている。


では、これで終わります。


読んで頂いてありがとうございます。

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「1話で終わる物語(短編集)」 曲家 ユウキ @magariya

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