母と私と夢現(ゆめうつつ)
これはとある少年の物語
ある日、父と兄がスキーに行っているときのこと。
母が、
「適当にいいところに行こう」
と言い出しました。
その場所は整地された雪山の奥裏にあるバカ高いホテルでした。
少年はデジャブを感じながらも母についていきました。
近くにはバスがあり、電車がありました。
その電車で従兄弟らしき所の家に着きました。
名前は覚えておらず、
覚えているのは、上の名前が山田ということだけでした。
もう、なに話したかは覚えておらず。
そのままホテルに戻ると、いつの間にか病室らしき所にいました。
そこには知っている芸人が一人じゃんけんをしていました。
だが、少年は驚きはしたものの、
気持ち悪いとは思わなかったそうです。
どこかで見たような不思議な感覚だったようです。動画で見たことあるような感覚が。
それで、その人が呼ばれてどこかに行きました。その時は隣に同じくらいの男の子がいた記憶があるらしいです。
そして、急患が通り関係のない人は出ていくべきと思ったのか、一人でその場を抜けました。
いまになって考えた少年は思います。
共にいたあの子はどこへ?と。
そして、抜け出した先は緑色のした、男トイレでした。だが、違和感はなく、誰かに呼ばれたのか、急いで外に出て誰かを待っています。
そして一台の車が目の前で止まりました。
三菱のディオンの少しコンパクトにした、小さめの少し粗い銀色の車が。
そこには2次元で、ゲームで出てきた160センチ位の24歳独身のキャラが乗っていました。
そこから、少年の一人称視点は三人称視点になりました。
まるで、自分の姿をした存在と、
そのキャラクターが望遠鏡を前にして話していたらしいです。
部屋の中で話していたので外から見ているだけの少年はなにも聞こえなかったらしいです。
それからの記憶は思い出せず、
起きたときはいつもの天井と、
布団のなかでした。
この夢はまるで、
3次元の母~2.5次元の芸人、
そして2次元のアニメキャラと、
なんかしらの時空の歪みのような夢だったと
少年は話していました。
そして、起きたのは10時30分でした。
遅刻は確定で焦ったそうです。
以上
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