第20話 夏
ボクは……ボクは、ジョン
ジョン·ライリー。
みち、そう道 道を急ぐ。
ひらりヒラリと…ほほ、頬をかすめる過ぎ去る光。
闇から光が産まれ、光から…、生きてく者よ
いつか…いつかキミと、二人で生きて、生きて
逢いたくて、会いたくて…それでも。
だから…だからここに来れた。
僕の名前は、ジョン·ライリー……。
本当は、もう少し……長い、名前。
だから…。
◆◆◆
「ねぇジョン、鉄火巻きでいい?」
「いいよ!」
キュウリが無いのな……。
「ジョン様はお寿司が好きなんですか?」
「…そうだねぇ、好きだね」
まさか外国…他所の惑星(ホシ)に来て、お寿司が食べれるとは、思わなかったから。
「ところで、加藤ちやんはヤッパリお肉が好きなの?」
加藤ちやんてねぇ、ロリな格好してるけどドラゴンなんだよ!、そう、あの噂のドラゴン!!
「わたしはぁ、私は、キノコが好きでしゅ!」
そうかぁぁ
ドラゴンって、キノコが好きなのかぁ……。
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