第10話

「ヅィ~ポォ~…」……。


!シュボッ♪!(点火音!)


ジジジ……(1本タバコに火を付ける)


吸うぅぅ~…、はあぁぁ~……。


「ラー君!……」…。私、ティーガが初めて愛したヒト♡……。


8畳1間……、これが落ち着く広さ。


アパート…あの時のアパートを再現したのよ


!パカリッ♪!(プルタブ解放音!)


ヨントリ~、浅黒ラベルん……。


グビッ、グビッ!…ゴックっ!…カッ!!


「うんっま!(笑)」旨い!……。


この…極、苦さが、たまらん!(笑)


今のガキゃ~、わからんか…ガキはガキのまんま、終わるね…この国は…。


もう、こんなイカ臭い国は終われば良い。


前口上ばかりのガキばかり……実経験の無い頭でっかちの…ヤニの旨さもしらん…。


豚レバー……、何故か初めから好きだった。


パクっ!…モキュモキュ(女の子のお口の…)


コクん……「ふうん、最高ね(笑)」


ふわり…と、夜風がなびく……。


少女は1人、夜空を見上げる。


「天の川が縦に……、やっぱり違う惑星に来てしまったのね…」……。


午前1時……、私の個人衛星では、雨は、降らない。


あっタマちゃん!…

「タマちゃん、こっちに…」…。


「あい~(笑)…お姉たん!」…。


少女と幼女、ふたりの♡♡


「ねえタマ、流れ星…お願い、叶えてくれるって、私の故郷で、そんな言い伝えあるんだよ」


キュウ!少女、幼女の震える手を握る


幼女はあの夜空に何を見ているのか?


ただ静かな夜…地球ではない。


誰かが呼んでる…そんな気がした。


「タマちゃん…寒い?」……。


幼女はフルフルと首を横に、寒くないと訴える


このまま行こう、そう思う少女。


「はい、ココア!甘いよ(笑)」


「お姉ちゃん(笑)大好きです!」


そういえば私、いつも強がって…弱いのに

1人じゃ広すぎるあの部屋に…。


「タマ…私とずっと一緒に…」…いて


「ンニャ…タマはここにいるです…」


吸うぅぅ~…はあ、タマの香り(ふやける)


良かった(涙)……。



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