第38話 今どんな気持ち?^ー^

「はぁ………うぐっ………ぐぅぅっ……。」

「♪ねぇ〜今どんな========。今どんなきも========。」

*自主規制


「流石に露骨だったかな………あ、大丈夫かぁ〜?痛そうだったけど。いや、実際痛いか。こう……なんというか………気持ち悪い痛みだよな。あれは。語彙力がないから説明しにくいけどさ。」

「……こんっっっの……やろうっ!…………ふ……ぐぅぅ……。」

「ったく。これでへばってて大丈夫か?あと二時間はあるぞ。」

「は?」

「あと、You⚪︎ubeのライブみたいな形式でどんどんコメントみたいなのが来たりするから過激になっていくと思うけどさ、頑張ってねー。はっはっは。」

「なっ⁉︎」

「じゃあ、俺次の奴があるから。まぁ頑張れよ。他の奴はもっとひどい奴があるらしいし。んじゃ。」

「ちょっと待t」


______________________________________


次は………ぁあ。部屋に連れて行かれてるからあとは起動させるだけか。幻惑の魔法ならスロウターに任せた方がいいからな。


「じゃあ頼みます。お嬢様。俺が幻惑かけてもよかったんですけど、やっぱり精神破壊しちゃうのは最後でいいかなぁと思いまして。」

「そうなんですか…威力が高いが為に使いにくい場面もあるという訳ですね。」

「一応この能力貰いもんだしな。あんまりまだ慣れてない節がある。しかもこいつ自我があるらしくて。一応乗っ取られるかもしれないから気をつけてね。」

「………わかりました。」


「じゃあ、やっちゃってください!」

「はい。行きますよ〜……えいっ!」

杖を振りかざすと、専用の部屋が設置される作られる。何もないところに出すのは無理だが、何かを加工する事はできるようだ。やはりなかなか高性能だ。べ、別に嫉妬なんてしてないんだからねっ!


……まぁ、冗談はさておき。

「じゃあここにあいつを入れたら……。」

「準備完了です!」

「じゃあ連れてこられるのを待つだけですね。」

しばらく待っていると。


ドアがノックされる。


!」

「ありがとう。どうぞ。」


やっぱり兵隊さん達に何かされてるんだろうか。怯えているようにも見える。


「なんかここに来る前にしました?」

「いえ、何も。我々はただこれから行われる事をより詳しくお話していただけですよ。暴行も何も、危害は加えてありませんよ。」

「成る程……大体察しました。それじゃ始めましょうかね。」

「はい!では、ホラ!行け!」

開けられていたドアに蹴り飛ばされて入っていく。


「グッ!」

「そんじゃ、精神的にキツイし、身体的にもキツイと思うけど、頑張ってねー。」


そう言い残し、ドアを閉めた。

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