第17話 強くなったシャーレイ様
*一部グロ注意
恐らく、この武器には自我がある。なんかそんな感じがする。悪意ではないが狂気的な喜びを出していやがった。乗っ取るつもりかと踏んだ俺の行動は早かった。
『破壊式:八式:幻壊』
最悪の幻を見せた挙句、心を壊す
「う………うぅぅぅ…。」
このままじゃお嬢様が乗っ取られる。
「さっさと意識を奪いとらねぇと!けど………いや!連れ戻せばいけるんじゃねえのか?」
俺の中であることをする決意をした。
お嬢様をまず抱きかかえる。
そのあと、切れ味の悪いナイフを持たせる。
適当に女子の
あ、動かれると面倒だし、
「『破壊式:一式:拘壊』かなり弱め。」
流石にこれでもう全員起き上がれないだろうから。あとは放置だな。
「戻ってこれるか…?」
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声が聞こえる。
女性の……叫び声?二人分聞こえる。
「「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」」
片方は痛み?もう一方は苦しみ?何ていうか…心地いい…。
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段々肌に紋様が溶けていく。どうなるんだ…。最悪殺すことも考えて…。
「………私……どうなってます?」
「ホッ…。良かった良かった。無事に成功ですよ。さ、復讐の続きと行きませんか?」
「…はい!お世話になりました。じゃあこの力も少し試してみたいですしね!」
そう言うと禍々しいオーラがまとわりつき出す。
「だ…大丈夫なんですか…?それ…。」
「はい!何かいつもより調子が良いくらいです!」
「なら良いんですけど。」
「身体能力も上がってたみたいで。中々良い能力がもらえたみたいです!流石復讐者用の武器ですね!」
「そうですね。じゃあ早速使ってみてくれますか?」
「はい、まずは『カース』。」
黒い何かがバカ男子の一人、黒運才路に纏わりつく。
「うっ、ぐっ、ガアッ!ぅぅぅっ!」
「何をしたんですか?」
「全身に針を刺されているような痛みを植え付けています。」
何かワクワクするなぁ。
「他にはどんな物があるんですか?」
「そうですね〜。例えば…『インカーテーション』。」
「それは?ただ何かを付着させることができます。例えば口内炎とか、虫刺されとかが継続されるんです。」
「ほう、永続ですか?」
「はい、その通りです。」
「へぇ〜それは中々良い趣味してんね〜。」
「ですね〜。」
「うっっぐぅっぅっぅぅぅぅぅぅ…。」
「で、あいつには何を?」
「内臓に損傷を少し。あとは口内炎と喉の痛みなどです。」
うっはぁ!中々酷いことすんねぇ!ナイスゥ!
「さぁて、じゃあそろそろ拷問を始めようか。」
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