毒を殺すのでもなく、死ぬのでもなく、酔いで楽しむというのが……、人間の恐ろしさなんですねぇ。
って書こうと思ったらイルカさんも嗜んでらっしゃる!!
配偶者を持つ人ばかり好きになる……
これは、この人が最初ではないということ。
もう何人も『私』の毒の餌食になってますね。
いつかその毒によって身を滅ぼしますが、それを覚悟して行っているようにも思えます。
「私は悪くないしー!」って言うようなキャラ出ない気がします。
覚悟を持った悪意ほど、タチの悪いものはないですね。
関係ない話を急にしますが、『酩酊』って言葉、カッコよくて好きです。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます。
知能があれば、毒を楽しめるのかもしれませんね。それほどまでに、快楽というのは、逃れられないものなのでしょう。
恐らく彼女自身は、「好きになった人はたまたま既婚者」という程度にしか気にしていないのかもしれません。
つまり、相手の過程を滅茶苦茶にしてしまいたいとは考えてないので……自覚のない悪意という、さらにタチが悪いものだと思います。
私も、「酩酊」という言葉が好きです。漢字もかっこいいですね。
元々は、「〇〇の間のふたり」みたいなタイトルを考えていたのですが、「酩酊」にして良かったと思えました。
自主企画に参加頂きありがとうございます。
私は強欲ではない。と言いながら、自分だけに心が向けられた途端に冷えて、彼を切ると決めた彼女こそが強欲に見えて仕方ありませんでした。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
「私」は自覚のない強欲の持ち主です。
お題の「強欲」をちょっと穿った形で描くとしたら、「私は強欲ではない」と思っている女性の語りになりました。
彼女自身は、よほどのことがなければこの生き方を変えないと思うのですが、やはり、他人から見たら、恐ろしいものに映ってしまうようです。