第7話

ソース4. 由(free)


これが生んだ8個の元素


様▪暢▪才知▪晶▪悦▪回帰▪展▪陽


①様(such)=この系列の原子として頓(トン)がある


②暢(good)=この系列の原子として昇がある


③才知(wit)=この系列の原子として著がある


④晶(crystal)


⑤悦(pleasure)=この系列の原子として奇、好がある


⑥回帰(ready)=この系列のshipとして互がある


⑦展(exhibition)=この系列のshipとして律がある


⑧陽(sort)


①-②、③-④、⑤-⑥、⑦-⑧は対である。


命を喜んでいるような、行く先々で楽しみを見つけられるような、自信に満ち溢れている事さえ忘れてしまっているような、文字通りの自由さ、裕(ユタカ)さ。


とぼけの名人。

ホントに忘れてることもしばしば。

執着しないのだ。

え?そこ?というこだわりで楽しむことは執着とは違う。


全ての苦しみ、悲しみを知っている。

その上で立ち止まらず前を向く、笑顔で。


よっぽどの事が無い限り、人類みな兄弟。

強引な明るさではなく、ただそこにそっと咲く花のような無邪気。

オアシスだ。


由は過ぎると焦がれて「泡」となる。

執着を遠慮するが為に、点と点が線や面にならないのだ。

ま、いっか がすぎる。

たまには何が何でもの中にも楽しみを見つけるのもいいものなのだが、無意識に本気から目を背ける癖が時々出る。


ソース由の対は、ソース営。


トライアスロン人生中の営を、給水所で待つ由。

愛とはまた違う癒しが営にも必要なようだ。


無意識の心細さが染み付いた由に、営が力をくれる。


よく働く旦那に明るい恋女房。

そんな理想の、人間臭い組み合わせだ。



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