プールへ行こう
「あっついなぁー」
せみが鳴き、じわじわとした熱のある空気にどんよりとした汗 只今夏の風物詩が揃う真夏なのだ
朝なのになんでこんなに暑いんだよ
そんな中俺の変態妹は
「お兄様の汗、ジュルリ美味しそうですねぇ」
俺のことを見て舌なめずりをしている
「おい結衣汗舐めるとか汚いからやめろよほんとに」
本当に舐めてきそうなので一発忠告を入れる
「いいえ!お兄様の汗は聖水ですよ飲めば私はお兄様の一部を中に入れられるのですから♡」
「何言ってるだよ」
俺は結衣の頭に優しめのチョップを入れる
「やん♡そんなに照れなくても結衣はお兄様のものですよー」
照れてる顔も可愛いんだがなぁ
流石にブラコンにも程があると思うんだ
「おい結衣流石に暑すぎる」
結衣も暑すぎてヘロヘロになりかけている
「暑いなら私に汗舐めを命令してくださればいいのでは?」
「だからやめい」
「あん♡気持ちいです」
「はぁ、久しぶりにプールでも行くかぁ」
いつもずっと学校行ってるか家にいるかだから外で遊ばないとダメだもんな
海でもよかったけど、もし結衣に何かあったらダメだからプールにした
「ほんとですか?!行きましょ行きましょ!」
結衣がぐんぐんくる
「そんなに嬉しいか?」
「はい!お兄様とより濃厚に触れ合えますしこれはプールデートです!」
「妹と行くだけだが、てか結衣も中3なんだからお兄ちゃんとプールで遊んでるのを周りに見られるのは大丈夫なのか?」
「?お兄様と遊んでいて嫌われるならその人は友達でもなんでもないただの他人です」
「そっか、俺はいいけど恥ずかしくなったら言うんだぞ」
「どっちかっていうとお兄様に照れます」
「なんでだ?」
「まぁいいじゃないですかぁーさぁお兄様行きましょう!」
結衣もとても嬉しそうだ
よかったよかった
俺はすぐに準備する
結衣も鼻歌を歌いながら水着や着ていくと思われる服を選んでいる
「お兄様ではいきましょうか♡」
結衣の服装に少し可愛いと思ったがガン見したら
何言われるか分からないのでチラ見だけしといた
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(ふふっお兄様照れてますね可愛いです)
最近ボブカットにもしましたしショートヘアで泳ぎやすいですしよかったです
本当にお兄様は正直じゃないです
お兄様の漫画や小説にはボブカットの子が多いことが丸わかりです
ボブカットにしろとかしてと言ってくださればお兄様の思うままの髪型にしますのに
お兄様に気に入ってもらえるなら何でもしますよ!
もちろん裸を見せろって言われても見せます!
はぁ〜お兄様の逞しい胸がガン見できるのですね♡
本当はベロベロに舐めてお兄様を味わい興奮したお兄様に押し倒されたいのですけど周りがうるさいのでやめておきます
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電車で駅から近くのウォータースライダーのおる大きなプールにきた
「結衣入場料払うから財布とって」
実は親から個々の財布とは別に仲良いからと理由で2人の財布がある
そのお金は俺より頭のいい結衣が持ったほうがいいと思ったから結衣に預けている
「私が払いますのに」
俺に渡しながら言う
「中学生が中学生1人と高校生1人って言うのがなんかおかしい気がしたから俺が払う」
「そうですねペットが主人のを買うはずありませんもんね」
「納得の仕方がすごいな」
結衣には奴隷願望もあることはもう分かりきっている。
結衣は俺としか遊ばなかったからかこんなんになっちまったんか?だとしたら俺のせい...か
「お兄様♡更衣室はどちらに行けばいいでしょうか」
「男にきたらいっぱいあっさんがいるぞ、やめとけ女に行け女に」
「うぅ...お兄様と着替える代わりに変な人がいっぱいるのですか?」
「そりゃいるだろ」
「じゃあやめておきます、結衣はお兄様のモノなので♡」
「はいはい、じゃあシャワーのところで待ち合わせで」
結衣に待ち合わせ場所を伝えて俺も着替えてくる
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ふふつ♡今日はこの水着でお兄様を悩殺です!
興奮したお兄様が人気のないトイレに連れ込んで私をあれこれ弄りまくるのですね!
あぁ〜お兄様だめです私お兄様にそんなことされたらぁ!
おっとダメです周りの人に迷惑をかけてはお兄様の品が下がりますね
私は緩み切った頬を正してスカートを下ろし上を脱いでお兄様をいつか悩殺するためにかった中学生ながら少し肌が露出しているのに挑戦してみる
お兄様待っててくださいね!
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ふー、やっぱりスッキリて言うか涼しいなぁープールは
結衣はまだか?
まぁ俺は男だから服を脱いで下を履くだけだから時間がかからない
逆に結衣は女の子しかもしっかりしてるから
髪を結んだり、見栄えを整えたりいつも家で整えてる姿を見ているので時間がかかるのだろう
「あ!お兄様ぁーん」
結衣が更衣室から出てくるとニコニコと笑顔で走ってくる
「滑るから気をつけろよ」
やばい、結衣の水着姿が可愛すぎるなんで俺の好みの色だしどきっとさしてくる露出度なんだよ!
俺は基本女の子なら明るい色が似合うと思っているだから白とかピンクとか水色らへんが好きなのだ
結衣はうすピンクでかわいい
「お兄様、その、どうですかね水着は」
「結衣」
俺は可愛いと思ったので恥ずかしがらず正面で行ってみた
がしっと肩を握ると
「ひゃ、ひゃい!お兄様」
結衣が慌てた可愛い声で驚いている
「お前可愛すぎる」
「そんな///お兄様ぁん...」
結衣は蕩けてもじもじとしている
「お兄様もその、舐めたいほどの姿に興奮しそうです」
「それは舐めてるんか?なんか気持ち悪いけど」
「とても褒めています!」
「さぁ行くか結衣!」
「はい!って無視しないでくださいよぉ〜」
我ながら「お兄ちゃんとプール?キモっ行くわけないじゃん」と辛辣に言ってくる妹じゃなくてこんな可愛い妹で良かったと思っている
逆に仲がいいに越したことはないプールに行って兄弟仲良くしてるのに何が悪いんだ?
俺は笑顔の結衣とプールへ入っていった
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