家族集う

「結衣ー今度の土曜日、お父さんお母さん帰ってくるってぇー」

そう今まで主張に行っていた

俺らも中学生と高校生だということで、こっちから

行ってもいいよって言ってるので寂しいとも思わない

逆に俺らのために毎日毎日汗をかいて仕事をしてくれるお母さんお父さんに感謝している

まぁ、思ってるけど恥ずかしいから言えないんだけど


「えぇーお兄様とのイチャイチャ二人暮らしがぁ〜、もちろん帰ってくるのは嬉しいですけど」


「イチャイチャはしてない、それとお兄様って言ってて大丈夫なのか?行く前はお兄ちゃんって言ってただろ?」


「羞恥心よりお兄様を敬愛する力の方が強いので関係ありません」


「さいですか」


相変わらず愛がすごいなぁ


「結衣は俺が好きなのか?」


「はい!大好きです!お兄様以外興味ないです」

こういう妹っていうかヒロインみたいないるけど、

こっちから行ったらどうなるかいつも気になっている俺もヘタレかもしれないけど好奇心には勝てない


だから結衣で実験してみた

別に俺は嫌でもないし、折角の機会だから

言ってみる

「おい結衣、抱きついていいか?」


そしたら結衣の顔がピンクになって

「はいお兄様いくらでも抱きついてくださいわたしが潰れるくらいお兄様のお体で私の全てを覆ってください♡」

そう言って結衣が逆に抱きついてきた


あかん

 

「あー」

抱きつかれた俺は無心でいる

「ふんふん、お兄様ぁん♡いい匂いずっと結衣を抱きしめてくださーい」

いや、抱きしめるのは結衣だけどな


やっぱり変態ブラコンが1番助けのようのない不治の病だった


実験は失敗だ


結論、結衣は無敵



そういえばお父さんとお母さんを紹介していなかった


お母さん:北村 真由子まゆこ


お父さん:北村 貴志たかし


どちらもとても優しいから大好きだ


「お兄様ぁーん」

未だに俺の胸に顔を埋めて抱きついてくる


「結衣もういいだろ離れてね」

肩を持って少し力を入れて離す


「あぁん♡もう少しだけしたかったのですがダメですか?」


「ダメダメ、理性が切れたらどうするんだ」


「切れてくださいよぉーそして私をめちゃくちゃにしてください」

さぁさぁという顔をしてくる


「そういうことじゃないだわ」

チョップをお返しをする


「気持ちいです♡」


ダメだ


————————————————————

土曜日


「「ただいまぁー」」

誰も起きていないだろう早朝に帰ってくる人が2人

そう、お父さんとお母さんだ


って言っても俺は寝ているんだが


そしてブラコン変態妹の結衣は...


「お兄様ぁん♡ダメですよーこんなところで..でもだいじょうぶれす、お兄様のすべてをぐへへへへ」

俺の布団の中で涎を垂らしてもじもじと俺の体に絡みついている

手はもちろん背中に回し足は俺に絡みついている


もちろん俺は熱いし汗もかく

しかし結衣はその汗を眠っているのに


「ちゅ、ちゅ」

と吸ったり

チロチロと舐めたりする 


「おいひぃ」

あかん末期だ俺の妹


そしてそんなことされては異変を感じ俺は目を覚ます


「あっつ、って..はぁーー」

少しため息が出る


「おい結衣お前の部屋があるだろ」

「お兄様ぁーん♡」

俺を離さまいと腕に抱きついてくる


「は、な、せぇー」

俺は熱すぎて結衣をなんとかしてでもどけたい


けど無意識の結衣がどいてくれない


?無意識?なはずないよなこんなに力入れてるんだもん、おいさてはこいつ

俺は結衣の耳に口を近づけて

「結衣お前、可愛いな」

 結衣は体をビクッとさして徐々に目を開けていた

「んっ!?お兄様ぁー気づいてたのですか?それとも寝ている私に本当に?!お兄様♡その気になってくれたのですね!」


どんっと結衣は起きた俺を押し倒して俺に跨る


「さぁお兄様♡お兄様の全てを結衣にください」

そして結衣の顔が近づいてくる

っていうかなんで俺は俺で抵抗しなんだよ!


「ゆ、いだめだって」


「もうダメです、その気になったのはお兄様の方なんですから、しかも口ではダメだと言ってますが体は全然抵抗してないですし、さぁお兄様♡結衣を辱めてください」

俺はもうダメだと思って無抵抗になった


その瞬間急に俺の部屋のドアが開く

「ただいまぁー起き...」

お母さんが覗き込んだ瞬間俺と目があった

「仲良いのはいい事、そう...いい事..ガチャっ」


「おかーーさーーーん!!」

助けてよ!

「さぁ続きを」

結衣は知らんふりをして俺に目を向けた

「流石にこの状況でそれ言える?!」

力尽くで結衣を離した


「あんっ、お兄様いた気持ちいいですぅー」


「お母さん帰ってきてるから下に行くぞ」


「はいっ♡お兄様とならどこへでも」

そして俺らは一階へ降りていった

「おかえりー」


「あらゆうーちゃん久しぶりね!お母さんうれしぃー」

お母さんは抱きついてくる


「うぅー羨ましいです」

ぷくっと頬を膨らまして怒っている

「結衣ちゃんもただいまぁー」

お母さんは結衣にも抱きついた


「おかえりなさいです」


「あら、反抗期かしら?」


「違うぅー」


「お父さんもお帰りー」


「おう!ただいま裕翔ー結衣もただいま」


「「うん」」


2ヶ月ぶりだけど意外と長い時間だったかも

結衣も義妹なので親も義なわけだ

だけど家族は家族だし優しいから俺は大好きだ


「じゃあ、朝ごはん作るわねぇー」


「あ、俺も手伝うよ」


「ゆーちゃんありがとっ!」

そして俺はお母さんの料理を手伝った


後から結衣になんで手伝わなかったか聞くと

「私の料理はお兄様のためだけに作るので」

らしい

正直...最高かも





































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