続メイドの結衣

なんかふあふあして暖かいです

結衣はどこからかの暖かみ感じて安心している

ずっとこのままがいいです

まるでお兄様に抱かれているようなそんな暖かさです。


まるでお兄様みたいに

そして目が覚めて少し目を開けると

暗いしかも誰かに覆われている?


誰ですか!

そう思った瞬間


鼻の中にとても甘くて私を誘うような匂いがする


すんすん、こ、これは!

ま、まさか!?お兄様が?私を??

うそ、ですお兄様が私を?

私はお兄様の抱き枕状態になっていた


ちょっと待ってください、お兄様はそんなこと恥ずかしいと言ってやってくれないのに、うそ


あ!これは夢です!

現実逃避しながらも顔はにやけている


ぐへへ、おにいしゃま♡


私は目を瞑って抑えきれないにやけと戦うのにひっしになっている


「うー、結衣」


お、お兄様!?今度は私の名前を言いながらもっと力強く私を抱きしめてきた


やばいです!もっともっと抱きしめてください私が潰れるくらい!


お兄様の胸と私の胸が擦れてとてもムラっとします

お兄様がこんなに魅惑のある体をするからです


私はお兄様の体を舐めたくなったが起こしたくないので我慢する


はぁ〜とても安心します 今思えばお兄様ではなくご主人様ですね

落ち着いたらとてもリラックスできて私はいつの間にか眠ってしまっていた


———————————————————-


うぅー、眠たいけど起きてしまった

ん?手に柔らかいものが、

「お、おに、ちゃん気持ちいい♡」


おぉーっと。ごめん!ゆい! 声に出そうだったが、起こしてしまうと反射的に黙れた

結衣が寝ているからセーフだったが、胸を揉んでしまっていた

柔らかいな、

触らせられたことは何回もあるけど、揉んだことなかったから、妄想以上に柔かったからびっくりした

いや、何妄想してんだ俺


俺もシスコンだから結衣に嫌われたら死ぬ自信ある

から、起きてなくてセーフだった


「んっー、お兄様?」

あ、起きた!?バレてないよな..

「あ、おはよう」

少し笑みを作って結衣に挨拶すると


「お兄様!もう体調は大丈夫ですか?どこか優れないところがあったらすぐ言ってくださいね」

そう言って力一杯俺に抱きついてくる


「大丈夫だよ、結衣のおかげで元気元気それでさ結衣昨日から思ってたんだけどその昨日のメイド服なんだ」


「お兄様、いえご主人様にメイドとしてお仕えしたいなって思ってまずメイド服から入ってみたんですが、似合ってますか、ね?」


結衣の照れてる姿とか見てめっちゃ可愛い、ずっときて欲しいと思ったけど


「まぁ、似合ってた思うよ」

めっちゃ可愛いなんて言えないので似合ってるのは事実だからそれだけ言う


「ご主人様♡、めっちゃ可愛いなんて照れますよぉー」

だが結衣にとっては関係なかった愛しのご主人様の心は透け透けだ


「これから誠心誠意お世話させていただきますね♡、もちろんお兄様の下のお世話も」


結衣はどちらかというとMなので裕翔に変態メイドって呼ばれながらHなことをされるのが本心だ


「まぁ、ほどほどに」

(なんかめっちゃ楽しそうだから止めるのはやめるか、流石に下のお世話はされるのは困るが..よく考えれば結衣がメイドなんてしなくてもいつも積極的に家事とかいっぱいしてくれるから、って、あれ俺何もしてなくね?)

俺が手伝うと言っても結衣が手伝わしてくれない


結衣にとって自分の努力が裕翔のためになるなら至福でしかない

だから裕翔が漫画読んでいようとゴロゴロしていようと結衣には関係ない


「それでは」

結衣がベットから起きて姿勢を良くし


「着替えますね、あ、ご主人様着替えないでくださいね、私が着替えさせてあげますので♡」


そして俺はスマホ見る

?着替える?

ふと思った着替えるって言ったよな


俺は横にチラッと目を向けるともう下着姿の妹がいた

俺はそっぽを向くようにすぐに寝返りを打つ

なんでだよ!なんで結衣黒の方が好きなこと知ってるんだよ


「ふふっ」

裕翔に聞こえないように結衣は裕翔のその姿を見て微笑んだ

(はぁ〜おにいさ、ご主人様可愛いです♡私の下着少し見えたのも分かっていますともだって見せたんですから、そしてこのまま興奮して荒れ狂ったご主人様は私を襲うのですね、はぁーとても興奮しますね、でもだめです今濡らしたらせっかくの下着が)


結衣は妄想好きだから裕翔のことを思うと大体濡れている、何がとは言わないけど


そしてメイド服に着替えた


「お兄様、終わりましたよ」

やっと終わった

振り返ると昨日のメイド服を着た姿の結衣がある

相変わらず可愛い

少し結衣の姿を見ていると結衣の頬はおろか耳までどんどん赤くなっていく


「あの、ご主人様改めてどうです」


「やっぱり、可愛い」

あ、出てしまった、いやほんまに可愛いんだって

まるでお人形さんみたいだ

「ご主人様そんなこと言われるとぉ〜」

結衣は可愛いと言われて蕩けている


「それではご主人様まずは朝ごはんからですね♡」


それから朝ごはんを作っては、俺にあーんしたり

お風呂に入る時も着替えを手伝うと言ったり背中を流されたり、

一日中結衣に世話された

まぁ、可愛いからなんとも言えない 正直幸せだったかも


そうだなー小説なんて見なくてもラノベ主人公になってしまってるかもな

義妹に世話されるお兄ちゃんなんて書いてたりして


そう思いながら寝ているのだが相変わらず寝ようとしたらどこからかベットに潜り込んできた


すると結衣は俺と目を合わせ


「ふぅー、メイドは一旦終わりですやっぱりご主人様よりお兄様がいいです♡、だから次はお兄様の奴隷妹になりたいと思います!」 

そうかそうか!


「ん?」

奴隷って言った?


「おい、結衣なんていっ...寝てるのかよ」

結衣は幸せそうに俺の胸にひっついて可愛い寝息を立てている


まったく、性癖少し狂ってるのは俺もかもしれないけどそこまで表に出すなんて恥ずかしいだろ


まぁ俺は聞き流そうと思うが


俺は知ってしまう

結衣が変態だってことを





























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