野球
泣くな、泣くな文田! 銀だって凄いんだって! てか相手もノーシードのスーパーダークホースじゃないか! グレコで銀は凄いんだって! と、いいつも泣きたいときは泣いていいんだぜ感もあって困る。
アメリカのクローザーがスワローズのマクガフで、同点になって反応に困る。
さあ野球だ。メジャー、といいたいけど世界的には完全にドマイナー競技なんですよ……。なにしろ必要な道具は多いわ、人衆はいるわ、広い場所が必要だわ、ルールが複雑怪奇になっているわで、まあ笑っちゃうほど普及に適していないスポーツですよね。
まあ、いちおう、アメリカのメジャーリーグにキューバとかドミニカとかベネズエラとかさりげなくオランダとかの選手が行ってるので、状況次第ではちゃんと国際大会になりはするのですが…‥。
今回は東京が舞台ということで、野球も五輪競技になりました!
今回、日本で集められた選手はオールプロ。一方で他国は……なんか懐かしい顔ぶれが多いですね。ドミニカにも元日本プロ野球機構(以下NPB)の選手がちらほらといらっしゃいますし、アメリカには現役と元NPBが紛れているご様子。韓国もちらほらと見た名前がありますね。韓国は韓国でKBO(韓国野球委員会)というプロリーグがあるので、そこからの参戦も多かろうと思います。
さて、ここからが問題です。
野球は先述したとおり普及率が微妙ですし、強いのは中南米系≒COVIDO-19で苦しんでいる国というのもありまして、なんだかどこもかしこも本調子とは言い切れない状況での開催となっております。
さあ、そうなると、どうなるか。
前回のサッカーと同じでございますよ。フランスに4-0で勝ってしまった故にニュージーランドは楽勝だから問題はその次だよな! みたいなあの空気感が凶悪な敵となるのです。野球の名だたる監督たちは、口を揃えてこう言います。
ぜったい勝てる相手とやるときが一番しんどい。
野球ってね……勝率六割あったら優勝圏内なんですよ……。もちろん、リーグ戦かつ長丁場というのはありますが、番狂わせはちょいちょい起こるんですよ……。
たとえば、第一線の対ドミニカ。先発はジャイアンツのメルセデス。日本打線はキリキリ舞でございました。というか、覚醒してるじゃねえか……どこかで見たフランシスコの活躍もあって追い込まれましたが、なんとか競り勝ちました。生きた心地はしませんでした。
つづくメキシコ戦だって先制点はメキシコ。辞退していたからいいようなもののロッテのレアードがいたらどうなっていたか。怖い。
そしてアメリカ。
相手はメジャーの下部組織というか下部リーグといいますか、3AとNPBが中心でございます。こっちの先発はマーくんもといマーさんもとい
ま、まあね、これくらいは予想済みですよ。長いことヤクルトファンをやってると四回三失点くらいは許容範囲になっちゃいますからね。胃も心臓も各七個くらいは育ててきてるってもん――青柳さぁん! (残:胃3、心6)。
せいやーせいやー、あさむらー、宗くぅん! 抜けろよぉ!(残:胃2、心6)
んなことやってる間(残:胃1、心3)に一点ビハインドで九回裏。絶体絶命のピンチでアメリカのクローザー(抑え投手)登場。
スコット・マクガフ(胃がなくなりました)。
ヤクルトの、クローザー……打たれないで打たれて!?(脳-1)
せいやー! ナイセン! マクガフコラァ!(脳-2、心2)
あさむりゃあ! まっがぁふ!(脳-3、心1)
やにゃぎたゃ! まっがぁぁぁぁふ!(脳-4、心0)
りびんぐでっと、じゃぱ、ほ……。
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