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射撃 ライフル 三姿勢

　さてさて野球を見終わり、てっぱちー！　と心のなかで叫んだので、今日も今日とてgorin.jp。できればライブがいいよね。あ、射撃。射撃やっとるー！　しかも私の好きなライフル三姿勢！　女子！　なぜ女子を強調する。

　それはね……射撃競技の女子はお洒落だからなんですよ……。

　なにしろ国ごとに色鮮やかな射撃用のスーツを着ますからね。女子は小物としてのライフルにも油断しません。他の装備品も多いんですよ。照明よけのサンバイザーにグローブ、耳栓、ほんといっぱい。

　また競技の特性上、手と顔のアップが多くなります。ピアスに指輪にネイルに汗垂れ防止のバンダナ、さながら冬の勝負コーデだぁ！

　あ、もちろん競技としても好きですよ？　

　私は（フィクションの小道具としての）銃が大好物ですから、密やかに推しているんです。射撃姿勢の勉強にもなりますしね。

　さて、射撃は基本的には遠くの的を撃って得点を競うわけですが、三姿勢の場合は膝射に始まり、伏射、立射と各四十発を撃ちます。長い長い勝負です。なんと驚きの三時間。しかも競技用ライフルは.22ロングライフル実包を使う重量五キロ前後の鉄塊。削られる体力。すり潰される集中力。最後の五発はエリミネーション方式となります。一発ごとに得点の低い選手から脱落していくのです。

　緊張感がね……どんどん高まっていくんですよ。

　さあ、競技の説明は終わった。

　ここからは、ファッションチェックの時間だー！

　まず気になったのはアメリカのセーゲン・マダーレナさん。サンバイザーが可愛いですね。どことなくスカウトスナイパーみを感じます。

　ドイツの ヨリン・ベアーさんは膝射の姿勢がイイです。得点もぐんぐん伸びていきます。てかピアスにパンクを感じるんですが、ドイツではまだパンクが盛んなんでしょうか。

　ロシアオリンピック委員会ことROCからはお二方が決勝に進出。ユリヤ・ジコワさんの青いライフルいいですね。光沢も完璧なお洒落ライフルです。登場からすでに目立ちまくり。白ネイルもキレイでいいですね。

　同じくロシアのユリヤ・カリモワさんは一見すると地味な印象ですが、頬当て！　頬当てが赤い！　渋カッコイイ！　あとグローブがヤンチャ！　というかROCのスーツは差し色の青がカッケーっすね。もしかしてユリヤ・ジコワさんの青ライフルは服と合わせたコーデなのかな？

　続いてノルウェーのジーネッテヘグ・デュースタさん。左手のネイルナニコレ可愛い！　国旗の色を指ごとにいれてるの！？　ベルトの色味と穴の数に強いメタル性を感じるのもいいですね。

　スイスのニナ・クリステンさんは右手薬指の太めいシルバーリングとピアスがイイですね。スーツも赤基調でカッコイイです。

　あっと、伏射になりました。ここまではドイツとロシア勢が優勢。マットを敷いていざ尋常に……って、ドイツとスイスの選手はマットを逆向きに敷いていますね。好みなのかな？　おいおいスイス精度すごいな？

　あ、スロベニアだ。ズィバ・ドゥボルシャクさん。スーツは黒系でビシっとまとめた感じですが、髪留めがキュート！　射撃競技は目を外すときカメラの方を向くんですが、集中が途切れる瞬間の流し目は女優さんを見ている気分になります。

　ああ、ファッションチェックに字数を割きすぎてしまった……！

　立射に移ります。姿勢としては半身に構えて左ヒジを骨盤にのせ、その上にライフルをおくような姿勢ですね。最初の四十発でセルビアが脱落、スロベニアも落ちちゃいました。ってスイス伸びすぎ！？

　一発ごとに無慈悲な脱落。残る三人はまさかのROC二人にスイス！　スイストップにおる！　ロシア対決は青ライフルのジコワさん勝利！

　さあ、ラストシュート。会場に響く手拍子。いやがおうにも高まる緊張。

　きました九点！　ちっちゃいガッツポと笑顔が可愛い！　そのまま勝利ー！！

　なにやら最後は実況めいちゃいましたが、リアルタイムで打ってたからですね。

　ってスイスのニナ・クリステンさん泣いてるー！　んん！？　

　オリンピックレコード……だと……！？　

　必死こいて打ってる間に表彰式が始まり――あ、ああ！　ああああ！

　スイス、ニナ・クリステンさん……メガネっ娘ぉぉぉぉ！

　最後の……最後に……属性を盛ってきやがった……ッ！