日本近現代史を下敷きにしたガチ右翼小説。カクヨムってよりは「正論」とかに載ってそうな感じの。立憲民主党やら日本共産党が実名で出てきて国会の論戦で与党にボコボコにされます。筆者が自衛隊経験者ってこともあり軍事行動の描写は細かいというかリアリティありすぎというか凝りすぎというか。読み手に日本政治情勢の理解と国立上位校大学受験レベルの近現代史知識を前提として求めるので敷居は高め。人を選びますが刺さる人には深く刺さります。骨太な作品が読みたいネトウヨ気味の諸氏にどうぞ。