第4話 陸戦要塞
「ふ〜っ! お腹いっぱいです〜」……
「俺もです! 普段バナナやクッキーの串かつなんて絶対食べないから新鮮でした〜」
「私、
……今回の『串かつデート』も大成功と言えるだろう。
帰りの駅に向かうと……
『ピンポンポンポーン』
……チャイムだ! 来た〜!
俺と
『本日8時より予定しております町内会主催の花火大会は、予定通り行われます』
ほお! ↑ ユイ、ナレーション
「
「はい?」
「実は、私……花火、大好きなんです! 一緒に見て行って頂けませんか?」
「あ、今、アナウンスしてましたね! 良いですよ! 行きましょう!」
……俺は、情報参謀と偽造した『花火大会のお知らせ』……というWebページをスマホに映した。
「すぐそこのビルが絶景ポイントみたいですよ」
……そのビルは、今この時間、俺が『最後通牒』を
不自然にならないように、3D映像で、人類が動き回っている
エスカレーターで屋上に向かいつつ、俺と鷹音さんは『花火』の話に『花』が咲いていた。
……この時の俺は『あんな事件』が起きるなんて、想像していなかった……。
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