第18話 独立

 俺は苦笑いしながら「それは誤解だよ。 何で鷹音ようおんさんが『地対空ミサイル』に興味持つんだよ。 ……お前や長瀬じゃあるまいし」


「そうか……。 兄らの仲間が『鉱物』を身に付けるのと同じで、我らには理解不能な『楽しみ』の一種……という事か」


 そうそう! そう言う事です。


 夜空に煌く花火を並んでながら、愛の告白……なんて、最高のシチュエーションだよな。


 ……でも『花火大会』なんて交通整理が行われる程の一大イベントだ。


 二人きりで花火をる……なんて出来る筈が無い……。


 でも、こいつ等なら、何とか出来るんじゃ……


 横でスマホを観ているユイに、声をかけよう……


 ……として、めた。


 こんな事を頼んだら、『ドラえ〇ん』の、〇び太君と一緒になってしまう……!



 これからは、たいら 盆人はちひと一世一代の大立ち回りだ!


 さて、どうするか……?

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