第2話 一刀両断
「大変、お待たせ致しました。
……!
……いよいよ、真打ち登場! 左腕にトーションをかけた
そんなそんな! どうか
あの
「お客様、いかが致しましょう? 2つとも開いちゃいますか?」
……と、メイドさんよろしく
「是非、お願い致します。 あ〜! その前に、動画撮影させて頂いて良いですか?」
「恥ずかしいですが、どうぞ」
出たぁ〜〜!
伝家の宝刀! エクスカリバー! 戦艦大和の九四式46サンチ三連装主砲! ……
「オープン」の掛け声で、
美観、壮観! ……眼福とは、まさにこの事。
長瀬分隊のオムライスは、藤岡さんが器用に開き、デミグラスソースをかけ、生ミルクを加えた。
さすが……大手アティロムの社員は、教育が行き届いている!
次は、ユイの番だ。 ……さっきの動画は近すぎて、お料理しか撮れなかったので、俺は慌てて立ち上がり、
ユイは、目をキラキラさせてオムライスを見つめている。
……!
あのユイが、待ちきれない気持ちを自制して、スプーンを手に、ちゃんと『オープン』を待っていた。 食事マナーの
全員揃って、いただきます!
オムライスも、オニオングラタンスープも、超一流シェフ以上だ。 ……きっと。
サラダも見慣れない野菜がお皿に盛られ、まるで
………野菜の宝石箱だ ←語彙(泣)
夢のような時間は『矢』どころか
……あ、ユイは良いよ! テレビでも観てて。
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実は以前、ユイにお皿洗いを手伝わせた時、その
以来、我が家は紙皿を使用している。
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お皿洗いが済み、
男性陣は素敵なネクタイ。 女性陣には……ス、スワロ……ス?フ?だか何だか、キラキラした、宝玉が散りばめられた綺麗なアクセサリー。
ユイには、有名な何とか? と言う、
ユイは、初め戸惑っていたが、抱き心地が良かったのか、抱いたまま、
……それを眺める
……俺はその時
まさに、これこそが、情報参謀が言っていた『
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