第7話 白紙
「どうしました?」 ……と俺が聴くと
「はっ。 閣下は以前『人類が自分のせいで滅亡してしまうなら、コイビトなど要らない』と申されたが、今でもそのお気持ちに変わりは無いか?」
当たり前だ。
俺はキッパリ「変わりありません」……と答えた。
「では『
ユイが俺より先に「
「『気圧』や『風力』を、我が戦力で
「そうか……気象……自然現象を変更するには、それなりの
「これで振出し……か……」 ……と、俺とユイが同時に
……ユイ、気を付けろ。 幸せが逃げるぞ。
……
「……」……聞こえなかった
「強い雨風で着衣は濡れるし、転ぶかも知れない。また、縁日の露店が飛ばされるかも知れないから商売にならない。だから、台風が上陸する事が
「そうか。
……ユイが……消えた……??
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