第4話 圧倒的破壊力《ジャガーノート》
「チッ、チッ、チッ」……
……
今日は長瀬が、
……この前の『第二次
長瀬が「
……おい! 先輩に向かって、随分はっきり言うなあ。……まあ、否定はできんが。
俺は、今一度チャンスが欲しくて、事前オーディションを提案した。 これは満場一致で可決した。
仮想作戦の舞台は俺の部屋、
……部屋に入ると、
「やあ! 兄! 今日は
「あ、あの、え〜っと…」うわあ〜、頭が真っ白に〜
……はい、不合格。
おいおい、早すぎだろ〜(泣)
次、長瀬
長瀬が
「やあ! 長瀬 上等兵!
……との高速
「はっ、これはユイ大将閣下! 実は次の連休に『守屋神社参道』に
……え? 正直に言っちゃうんだ……!
「
……青木さんが、「は〜い! 聴こえてましたで〜す! 同僚に声をかけて、参加させて頂きますね〜」
……はい、カット〜! みんな、役者よの〜。
迎撃や対空砲火を難なくすり抜け、
……あ、圧倒的だ……。
まさしく伝説の
こうして、長瀬がアティロムに行く運びになったのだ。
「戻りましたあ〜」
長瀬の声だ! 戦果、まずは戦果から!
……長瀬は横目で俺を見ながら、指で○を作って見せた!!!
や、やったあああ〜〜!
長瀬ぇ〜! お前は、もう曹長に昇格だ!!!
ありがとう、そして……
おめでとう、長瀬!
おめでとう、俺!
しかし、その数日後には、俺の喜びが絶望に変わってしまう事を、この時の俺は知らなかった。
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