第2話 検索
俺を上目遣いで見つめる
他愛もない話をしながら、笹の葉の隙間を探していたが、
「あ、見つけましたか?」
「あ、いえ、これは……」明らかに動揺している。 彼女の色白の頬と耳が、ほんのりと紅く染まって実に可憐だ。
「あ〜、
「これは、本当に、違うんです」……と言って、笹の葉の
……空きが無いですね……等と言いながら
……そんな彼女の目を盗み、先ほどの
『
自分から隠すなんて、なんて奥ゆかしさだ!
短冊を彼女が隠した状態に戻し、何食わぬ顔で彼女の側に戻った。
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