第13話 降伏
「情報参謀」
「はい!」 あ、ひょろ長い、あいつだ。 吹き出さないようにしないと……
「え~、ここにおられる『
情報参謀が合図すると同時に、果てしなくそびえる、俺たちを取り囲む壁一面に、
良~く見ると、その一つ一つに『
「これは、ほんの一部ですが、ご覧の
ガ〜ン……こ、これで一部ぅ?
その上……『 降 伏 』!?
参謀長が、「総司令、
……前にも書いたが、
有史以来、不敗を誇る無敵の軍隊でさえ降服する
やっぱ落ち込む……。
しかし俺の長所は、
『所詮、叶わぬ恋だ』……と判っていたんだし、下手な希望を持った俺が馬鹿だった。
それに、何の努力もしないで、衛鬼兵団におんぶに抱っこで
魔法が使えるのはマンガやおとぎ話の世界だけだ。 現実には魔法なんて存在しないし、そんな夢みたいな事を追い掛けていても時間のムダだ。
俺は、半べそを
ユイは頬を
「待て! 確かに数字の
……と参謀たちを怒鳴りつけた!
いや、そこまで怒らなくても…。
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