(19)アンドリューの説明


「はぁ、、アンドリュー事情を説明してもらいたい。」

しばらく二人のにらみ合いを見た後、マイル上官は発言した。


「そうですね、かれこれ説明すると・・・」

アンドリューは事の起こりを話し始めた。


まず、巡査部長のマイル上官と巡査のクロノ、ブランが聞き込みに出かける少し前。

巡査長のアンドリューは、、数名の巡査を引き連れて原始の森の捜索に出かけた。


少し時間が経ったところで、数名の悪魔のごろつき達を発見。

姿を追うも、気がつけばこの少年一人を残し他の者達は消えていた。


「つまり、コイツを囮に他の仲間は逃げたっちゅーことです。」

アンドリューはそう説明した。


「はあ、なるほど。」

マイル上官、クロノ、ブランの三人は説明によりなんとなく状況を察することが出来た。


「しかも、こいつなかなか、そいつらの情報を吐かないんすよ。おい、いい加減にしろっっっ。」

アンドリューはなおも少年に突っかかった。


「いでででで、ほんとに知らないって言ってるだろうが!!!!首折れるっっ」

少年は懸命にそう叫んだ。


「まあまあまあ、離してやれアンドリュー。」

上官はアンドリューをなだめた。

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