(7)
-隙を見せた!
クロノはその瞬間、腰にさしていた小型の銃のようなもの、
”トリガー”を取り出し、若者に向かってはなった!
「くっ」
若者は唸った。
若者は無数の光りの線によって手足を拘束され、まるで網をかけられたように動けなくなっている。
トリガーとは相手の動きを拘束するための警察の道具だ。時間がたてば拘束は解ける。
そのまま、悪魔の母子を若者から引き離し、更に入り組んだ路地に母子を案内した。
「もう大丈夫です。」
悪魔の母子にクロノがそう声をかける。
「有り難うございます」
母親が震える声でお礼をいい、子供は恐怖をこらえていたのか泣き出した。
「更に奥の路地に悪魔の集まりがあります。そこには、天使とつながっている行商の悪魔がいます。そこに行けば安全です。」
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