私の湧き水9 いなくなること

まえがき

中学1年生の冬に書いた、いわゆるポエムですな~(照)。今となっては完全に諦めきってそんなこた思っちゃいませんが、あの頃はもう誰かに殺して欲しくてたまらなかったんですよねぇ(遠い目)。理由はあえて語りませんが。




誰も知らない

私が死に場所を探して歩き回っていることは

誰にも知られてはいけない


愛する人に壊されて死んでいきたい

そうやって

この世界からいなくなることが

何にも勝らない1番の望み


だけどダメなんだよ

私の愛する人が、私を殺すことで「人殺し」になってしまうから

私は私の愛する人の手の中で死にたいけれど

最後くらい誰かの手によって終わりたいけど

もう諦めるよ


だからせめて、私の憧れるやり方で消えたい

多分、電車に轢かれるのが1番良い

こうして時々駅の周辺をうろうろ歩くのは

景色が好きって建前も嘘じゃないけれど

私が1番美しく、満足に散れる場所を探してるんだ


(2019年)

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