愛は凶器と薬と毒

みかんねこ

愛は人を狂わせる

自分は最近、あいとは凶器きょうき表裏一体ひょうりいったいだと言う表現を使っていました。何故かと言うと愛と言う言葉をふりかかさずと人によってはどんな武器、兵器よりも恐ろしい人を操り、脅す凶器になるのではと

愛は人と繋がり、温かさ、求め合いから始まり

大切な時間、人生を過ごそうと思える人いたいと

感じる物だと一般的にはそうですが

例えばAさんはBさんのこと凄く好きで気が弱い

だけどBさんはそんな気はないけど好意に気づいている男女二人で付き合ってもない状態と仮定しましょう。

Bさんはその好意を利用りよいとします。

「君を愛しているから100万貸して?」と答えます。そしてAさんは「どうして?」と言います


Bさんはそれに対して「それは君を信頼して頼んでいるからだよ、逆になんでそんなこと聞くの愛してるんでしょ?」と返す

「でも…どうして?」


「今、実は精神的な病気で辛く死にそうで何か自分を見つめ直したり、気を紛らわすきっかけが欲しくて、でも自分はあんまり貯金もないし、自信も落ち込んでる、だけど君が僕を信頼してくれてるし

今後自分のスキルや自信に繋がる、ましてや

君のために何故かしてあげられるし、時間も取れると思うんだ…だから少しでいい君を愛しているから

君の為にやることなんだ」


「いいわ、私の為にするんだものね…そうね!

私に疑ったことごめんね、私、信じきれてなかった

ごめん…」



まぁ、こんな事とこでBさんはAさんに言い寄ります。普通ならこんな事を言う人間なんて耳も貸さないでしょう。だけどもし、Aさんが過去に愛された経験が少なく、毒親、家庭環境、イジメなどを経験して愛されるのに飢えている子だとしたらどうでしょう。


彼は、私を必要としてくれている、自分も大変だけど彼は彼なりに私の為にやってくれてる。

自分が支える側になったんだ、愛される側になったんだと自分に酔い、自分を肯定し、判断を鈍らせます


まだいまいちならば、もう一つ例えを出しましょう

母と父と子どもとしましょう

母と父がいつもケンカし離婚を狭まれ、どちらにつくか子どもに委ねます、子どもはまだ幼く中学に上がった辺りでイジメお受けています。

さてこうなると子どもはどうなるでしょうか?

子どもは学校にもましてや家にも居場所がなく

甘える場がなく親はケンカし、離婚を狭まれ

気を使ってしまいます、イジメのことも親が大変なのこれ異常迷惑を掛けられないと自分を勝手に孤独に追い込み、相談も出来ず、どちらの親に付けばいいのか頭の中がぐちゃぐちゃになります。

そんな子どもが愛をどこに求めるかと言うと

それは"他人"もしくは片方の親に着くか


毒親機能不全家族、DV

母と父に歪んだ育て方をすること、DV、性暴力、

過度なしつけ、親へのプレッシャー

など、子ども何を考えるかとようと大体の子どもは

親に何かしないと、親に怒られる、親の言うことは

絶対に違いないとプレッシャーに押しつぶされ

最終的に成人になっても親の言いなりになり

自分で考えるのではなく親に判断を委ねるようになります。これもまさに「毒」です。


一般的には他人に求めるのは普通ですし友達、恋人

家族に愛を求めるのは当然ですが

その求められる相手が悪人が近寄ってきてその心の隙間を埋めようとするとどうなるでしょうか?

そう、無条件で愛してしまうようになります。

どんな悪人でも辛い環境下の中で自分を求めてくれる人間がいると人は真実から目を逸らし相手をなんの疑いもなく信じ、愛してしまいます。

周りからどんなその相手が悪人だと主張しても

本人は相手を信じたいために目を背け、ボロボロになって初めて真実を間の辺りにします。


と言う思考が働き、相手を、譲る訳でも、盗む訳でも、脅す訳でもなく相手をコントロールし、合法的に相手から搾取し、相手を支配することが出来ます


これがもし、本当にAさんを大切にする人であれば

さぞ、幸せで素敵な人生だと思います。

ですが、環境、出会いに左右され運が悪いと人間は悪人だろうがそうでない人間、他人を愛想とし、孤独は真実を曇らせます。


そして何故タイトルのにある

「毒と薬」と言う言葉ですが言葉の通り「万能薬は

どんな特効薬にもなるが

猛毒にもなる」のが愛だと自分は思います。

「薬」の方から説明します。

愛は薬、特効薬になり心の傷、トラウマを癒し、側に大切なひとがいるとその傷も時間、大変な人と話す時、触れ合ったり、仕事や家庭で疲れたたりすると相談し合い、徐々にトラウマを確実ではないですが徐々に癒していき心を健康的な物にします。

ですが「毒」とは環境から乗じる愛の歪みからくるものだと言うことです。

薬だと思っていたものが猛毒で徐々に心を犯し

心を身体を脳を鈍らせ、自分で判断していると錯覚し、自分の為のものが他人への評価、肯定、愛に支配され、自分は誰かを幸せにしていると勘違いし執拗異常に相手に固執してしまい、感情のコントロールが出来なくなりゆっくりゆっくりと心を侵食し

人を人間のフリをしたロボットのような人間が出来てしまいます。


そんな「猛毒」を取り除く方は、周りに相談すること単純だけど難しいことだと思います、周りのサポートが要求されるからです。

あと自分で解決させないこと


だから"人間"は孤独には勝てない歪んだ愛情は人を惑わすそんな孤独と向き合い現実を背むず立ち向かい人に頼ってもいいんだと声を大にして伝えたいんです。

"人は、強いようで脆く儚い生き物だから"


これを見てただけたかた、過去に強いトラウマ、

家庭環境、精神疾患がある片方は怖いでしょうが

一歩でも前進むために病気に行き心のケアを、しましょう。もし、一人が怖いのなら家族、友人、恋人でもしっかり相談してみてください

あなたの身体は、あなただけないんです。

あなたを本当に大切な人の為に自分を好きになってください



ありがとうございました。もし意見や指摘があれば

よろしくお願いします。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

愛は凶器と薬と毒 みかんねこ @mikanneko2911

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ