北海道の怪談話アレコレ
・明治初年、上磯の七廻り峠で、三之丞というものに巡礼の娘が殺され、三之丞はその娘の亡霊に悩まされて水死し、その亡霊が乗った幽霊船も出没した。
・森(地名)の山中に一匹の大蛇がおり、大木だと思って上を歩くと動き出すので、気絶する人がいたという。
・明治初年、函館でお絹という女が大森浜から油鰯をカゴに入れて帰る途中、ある蔵の影から美しい若い男に呼び止められ、お絹は身動き出来なくなって、そのまま男にさらわれて行方不明になってしまった。草むらからゲタとカゴだけが見つかったという。
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