第38話 カタルシスの人
「動くな。大人しくするんだ」
ドアが開いた途端、拳銃を握って隊長とその部下である井上が巨体のメイン機の乗員を威嚇する。ドアの中から誰が出てくるのかと思ったその瞬間、中にいたのはカタルシスの中でも地位がそこそこ良い者だったようである。
「無駄な抵抗はやめるんだ。大人しくしろ」
拳銃をちらつかせて力で迫る隊長達に対して、そのカタルシスの人は言う通りに従ったようだ。そのカタルシスの者が捕虜達にクオーツの命令を聞けと指示するので、全員が言う通りにするのである。
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