第27話 運命は決まっている

 そのような感じで第303部隊は何とか、持ちこたえてみせろと意地でも了解させるのであった。第303部隊の指揮官は、俺たちを恨むからなと言っていたが、そのような事は日常茶飯事であったかもしれない。クオーツの隊員になった時から、自分たちの運命は決まっているようなものだったのだ。

「隊長、いいんですか」

「ああ大丈夫だ。嘘を言わないだけましかもな。第303部隊の連中には災難が待っているだろうが。だがしかし、これはいずれ俺たちにも同じ事が起こる災いの予兆みたいなものだ」

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