第16話 メイン

「そう思うのも仕方のない事だろう。何しろ相手のカタルシスは、無敵状態だからな。だから我々も機動兵器であるロボット型兵器を開発した。対抗できるかどうかわからないが」

 三宮はそう言うと、すこしばかり言葉を濁した。カタルシスの『メイン』と言われる兵器を見ると、自衛隊の戦車があっけなくやられているのがわかるのであった。一方的な戦いに対し、霧島裕司はこんな状態で果たしてパイロットになってもいいのか迷ったようだ。

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