第15話 地上専用ロボット兵器
「ああそうだ。とっておきの地上機を操作している。我々の機体に劣るとも思えないが」
三宮によると、カタルシスのロボット兵器はゲームに出てくるような、大型地上機を使っていると説明するのである。ただし空を飛ぶのは難しいようで、地上専用の機体だそうだ。
「それで俺は何をすればいいと。パイロットになるのだから、それだけの犠牲を払えというのだろう。志願しないわけにもいかないとは思うが」
霧島裕司はカタルシスの地上型ロボット兵器を見せてもらうと、たまげたようである。こんなものに、クオーツのロボットが勝てるのかと思ったようだ。
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