第14話 ロボット

 渋々命令に従う三宮尊は、応援を呼んだ。そしてそれを待つこと3分で増援が来たのである。

「倉本隊長、早速機体の手配が整いました。それでは霧島裕司を搭乗させたいと思います」

「ちょっと待ってくれ。俺はまだ協力するとか同意した訳ではない。急にパイロットになれと言われても」

 すると三宮は自衛隊も主力部隊が敗北したから、他に戦力をあてにすると言えば、クオーツとかのロボット軍しかいないと答えるのである。

「ひょっとしてカタルシスはロボット兵器を操っているのか」

 霧島裕司が閃くと、三宮はそうだと言うのである。

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