現実か夢か。

坂月水斗

第一話


 私のある日のことです。友人と待ち合わせをしている場所に向かい、エレベーターに乗ろうとしたら、女性が乗っていました。

「あれ?」

 自分は女性が、エレベーターのボタンを押されていないことに気付きましたが、気にせず自身が行く、六階のボタンを押しました。理由が分からないが、女性奇妙でした。女性の服装は布で作られた、服を着ている。唇は青く、体は骨が透き通るみたいに見えた。私は女性が、エレベーターのボタンを押していなかったことに心配になり、質問をした。

「あのすみません。ボタンを押していませんが、大丈夫ですか。」

そのような質問をしたが、女性は少し戸惑っている感じであった。

「すみません。そしうしましたら五階でお願いたしたいのですが。」

「大丈夫ですよ。」と答え、五階のボタンを押した。あれ・・五階は飛ばされはずなのに、何で今日は五階のボタンがあるのだと、不思議に思いましたがそんなはずはないと自身の心の中に言い聞かせて落ち着きました。すぐに上に上がりました。ちょうど二階ぐらいなってから女性は緊張しておりました。女性は緊張している中、自分に向かって話し掛けて来ました。

「お願いします。五階のドアが開いた瞬間、目を閉じて下さい。」と告げられた。

自分は女性から告げらた話を聞き、興味を持ち、女性に五階には何があるの質問しました。

「五階はどのような場所なのですか?」と尋ねた。

「すみません。五階は秘密です。」

「しかし、言えることはあなたは五階のドアが開いた瞬間、外の世界を見てはいけません。それぐらいしか言えないのです。」

「もう一度、質問します。なんで見てはいけないのですか?」

「はぁ。」

 女性は大きなため息を吐きました。

「わかりました。正直に話ますけれどいくつかの質問いたします。」

「わかりました。」

「あなたは、現在生きている感触はありますか?」

「はい、生きています。」

「あなたは、今までに生きている中で辛いと思うことは人生の中でありましたか?」

「はい、一応あります」

「最後の質問です。あなた自身はこの世の中は嫌いな理由を教えてください。」

「はい」

「今の世の中では戦争や経済が問題になっているのにも、自分を含めた若者達は何も社会の問題に前を向かずに欲やお金といったのを頭に浮かべて、普通の日常を過ごしているのが私にとっても悔しいのです。」

「わかりました。」

「あなたは、予想的に人生で沢山の悩みを抱えており、親や友人に悩みを打ち明けずにいた所を私と出会い、ありのままを話してくれたのですね。」

「はい。そうです。」と答えた。何故、この女性は私が考えていたことが分かったのだろ。

そして私はこのような質問をした。

「あなたは、誰なのですか?」

「私は、あなたに名乗る価値もない人間です。」

「あなたには5階の場所を教えいたします。」

「あなたは5階に降りた場合、この世界とは違い、戦争や経済と言う概念は存在せず、あなたと私しかいない世界です。」そんな世界があるのだと思い、自分はこういた。「その世界に自分は行きたい。」と軽々しく言った。

「現在の世界にいても詰まらないのです。今の世界だと私が輝ける未来もないのです。」

「そうしたら、あなたと私の二人だけで住めるのならば、私はそれでもいいです。」というと彼女の表情は赤くなったがすぐに自分の手を使い、手で自身の顔を覆って表情を隠した。そして彼女は私に質問をした。

「も一度、貴方は考えて決断をするべきです。」

 自分は考えた瞬間、家族や友人が自分が存在しない日常を過ごしたら、どうなるのかと思ってしまうと小さな涙がだんだんと雨のように降り、驚くほど涙が溢れてくるのです。自分の中に「なぜ、どうして、どのように」といた疑問詞が頭の中から現れてくるのでした。

「あなたの願いは本当にそんな単純な気持ちで決断してまい、よろしのですか?」 

「すみません。家族や友人がいて心配をさせてしまうと迷惑がかかるのでやっぱり降りのはやめます。」と言った。

「それが正しいのです。あなたの死ぬまで生きなくてはいけないのです。私が五階に着いたら目を閉じて下さい。」自分はこの言葉の忠告を従い、五階に開いた時に目を閉じました。       

 自分は間違って目を開けてしまい、いつもとは違う、五階のフロアーでした。平和というか焼け野原であり、人は誰もおらずその光景はまるで自分と女性が二人だけの世界であった。自分は見ていたら、暗く薄暗い吸い込まれてようなであり、気付いみたら家にいたのでした。

「あれは、夢だったんだ!」と大きな声で叫んだ。

 あれは夢なのか、それとも、次の未来を表すででないと考えたが、分かりはしなかった。     

 自分は友人と待ち合わせをしている場所に向かい、夢に現れたエレベーターに乗るのでした。




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