余談 2
俺が認定されているCランクも人口分布でみれば上部に位置するが、それほどそれなりに人数がいる。
その多くが実力者と評価されるが、運によってここまで登りあがった者も少なからず存在している。
最も死亡率の高いランクであり、その理由は受注可能な依頼の危険性がDランクから跳ね上がるためと言われている。
Cランクとはある程度の経験を積んだ一般的な冒険者たちが属するランクだ。
最も人口が多く、そのため玉石混交だと言えるだろう。
戦闘向きの者もいれば、研究のために冒険をする学者もいる。
そのため1番頼りになるのは数の少ない高ランクの冒険者よりもCランクだ、なんて声も少なくはない。
そしてそこから下にDランク、Eランクと続くが実質的に、冒険者としての最下層と言えるのは駆け出しのDクラスまでだ。
Eランクというのはemergencyを表す、ここ100年の間実在してあるのかすら怪しいSランクとは真逆の特記戦力。
魔物の力を使うだとか、悪魔の力だとか、曰く付きのランク帯であり、深く説明するような事はない。
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