応援コメント

03 交(まじ)える」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    騎射の描写に引き込まれました!(^-^)
    引き絞られた弓から放たれる矢、それを刀で切り落とす腕。
    それほどの力を持ちつつも、力を出しきったら微笑み合いながら手を握りあう度量、爽やかなスポーツマンのようですね!実際は殺し合いなんですが(^^;)
    素敵なエピソードをサルベージされて現代風に仕立て直した物語、とても面白かったです!

    作者からの返信

    騎射関係は、これは原作「今昔物語」のおかげです^^;
    でも原作も「盛って」いるところもあるので(腰帯で矢を受けてダメージ減衰とか)、その辺はオミットしました(笑)

    この時の平良文と源宛、もしかしたらお互い察していたのか、それとも実は事前に打ち合わせをしていたのか、まるで柔道の試合のように、矢の「試合」をしているような感じになっています。
    いずれにせよ、源平双方の棟梁がここまでやり合ったのなら……という、丁々発止の戦いだったのでしょう。

    ちなみに原作「今昔物語」はここでエンドマークとなっております。
    ここから先は、私の想像を交えてお送りします^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     一騎討ちのシーンに魅入られました。
     怨恨がないからこその爽やかさ、互いを知ったからこその

    「だから、やめる」
    「争うは、無益」

     いいですね! 面白かったです。

    作者からの返信

    「やるじゃねえか」「お前もな」みたいな決闘でした(笑)

    何というか、さすがにお互いに棟梁らしく、手下たちの暴走であると見抜いている冷静さを持っていたことが幸いでした。
    その上でタイマンを張って、「あ、こいつ、強くね?」と二人とも思ったからこそ、「一緒に開墾しようぜ」「オッケー」な男の友情が築けたのではないか、と思います^^;

    ありがとうございました。

  • なんか、涙出てきたんですが……。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    この殺伐とした「武士の起こり」の時代にも、こんなことがあったとは、という感じです。
    だからこそ、「今昔物語集」で語り継がれてきたのでしょうけど。

    ありがとうございました。

  • 二人とも潔い!
    魅力的だから人が集まるのだとよくわかります。
     憧れます  (〃∇〃o) ポワ~

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    この時代にしては珍しく、この二人は「人」であることをお互いに選んだというところが、美しいですね。
    だからこそ今昔物語に載って、今世まで伝えられたんじゃないか……と思うわけです^^;

    ありがとうございました。

  • 上に立つ者だと己の考えだけで行動できず、立場に縛られることもありますよね。
    間に入る人間が讒言するともう最悪……。

    緊迫の騎射戦でした。
    あんなに長くて取り回しの面倒な弓を馬を御しながら放つなんて、武士は凄いなと思います。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    小学生の頃だったら、この手のトラブルは、教師とか親とかに言えばまだキャンセルできたでしょう。
    でも社会に出ると自分でやらねばならず、それが自分でない同僚や部下が起こしたとなるともう……失礼、愚痴が過ぎましたね^^;

    騎射戦の描写は、原典の今昔物語をアレンジしたものです。
    緊迫感は、おそらく原典の賜物でしょう^^;
    ちなみに原典だと、太刀の金具に当てさせてリフレクトしたり、腰帯に当てさせてダメージ減を図るとかして、もう人間業じゃないんですけどね(笑)
    で、武士は、弓を手放したら後戻りできないから、騎射に終始するよう心掛けていたのでしょう。
    遠距離攻撃の手段を失ったら致命的でしょうから。
    それを騎馬突撃で覆せるのは、それこそ平将門くらいでしょう。
    将門公は弓も神業でしたが。

    ありがとうございました。

  • やはり武蔵野の作品だったんですね。
    前回、大賞をとられた作品も、こうした歴史物だったと思います。
    応援しています。
    こちらは文学作品部門ですよね。
    私も今、武蔵野の作品を書いてますが、ライトノベルで挑戦です。頑張りましょうね。

    作者からの返信

    あれから一年、自分なりに成長とは言わないまでも、「こなれて」きたのではないかな、と思い、再挑戦です。
    前回、中間選考を通過したのは、戦国の武蔵野が舞台でしたので、今度は思い切って古代まで遡りました^^;
    応援、ありがとうございます。

    私はライトノベルを書く自信が無いので、消去法という意味でも一般文芸部門で挑みます^^;
    ライトノベルで挑戦とのことで、ぜひ、頑張って下さいませ。

    ありがとうございました。

  • 矢が無くなったと率直に告げる宛、破顔する良文、ふたりとも粋ですね。
    諍いの無益をみんなが悟れば、アフガンにも平和が訪れるのに……と。

    作者からの返信

    元々二人とも、争う気が無いんですね。
    ただ、武士として競うのはやぶさかではなかったのでしょう……男だし^^;
    で、何らかの「きっかけ」を欲していた、あるいは水入りの機会を互いに窺っていたところ、宛が矢が無いと言い……。
    今昔物語だと、良文の方から言い出したみたいなんですけど、拙作では、宛の方から言う形になりました。
    書いているうちに、何となくそうなってしまいました^^;
    何かと合戦ばかりしているイメージの武士ですが、こういうこともあるんだよ……と伝える古人の「粋」が感じられるエピソードです。
    今を生きる方々も、古人に倣うよう、願うばかりですね。

    ありがとうございました。

    編集済