6.デザストと剣斬(仮面ライダーセイバー)(その1)

 表題の通りであります。本作第43話(第43章)のデザストと剣斬の対決で感動した、その情動で書いております。


 初めに申し上げておきますが、私はそれほど熱心な視聴者だったとは言えません。基本その時間にテレビを付けつつ、別の作業とのながら視聴でしたので。なのであやふやだったところはネット情報で補填したりしております。


 以下、ネタバレありまくりです。











 本作「仮面ライダーセイバー」は、本と剣をモチーフにした作品です。

 デザストは本から生み出されたメギド(まあ怪人のようなもの)で、死んでも復活する不死身の属性を持っております。色々あって敵の陣営から離脱し、気ままに生きていました。


 剣斬とは仮面ライダー剣斬けんざん。剣の天才、緋道蓮あかみち・れんが変身した姿です。

 蓮は主人公が属した組織『ノーザンベース』の一員だったのですが、その後の事態に翻弄され、四十三話の時点では、一人強さを求めて放浪しています。

 主人公である神山 飛羽真とうまに対しては、非常に強い感情を抱いております。

 飛羽真が、蓮と違って剣士になったばかりなのにどんどん強さを身に着け、あるいは暴走するほどのアイテムを使いこなすに至った事、蓮が憧れていた富加宮賢人ふかみやけんとの幼馴染であり、蓮が救えなかった賢人に働きかけ続け、闇落ちから逃れる道を開いた事などから、……嫉妬?(小声)


 デザストはそんな蓮に付きまとい、時にからかい、時に戯れのように剣を交えます。

 最初は、蓮を誘惑して闇落ちさせようとしているのだと思いましたが(いや、実際そうだったようですが)、蓮の短慮にツッコミを入れたり、共にカップラーメンを食べたりと、もうただの相棒やんけ!という感じの愛されキャラになってきました。いや、それまでに人を殺めたりしているんですけどね。


 ちなみに、二人でラーメン食うシーンで、ついてくる紅ショウガを食う食わないというやり取りがありました。「紅ショウガがついてくる意味が分からない」という蓮に「紅ショウガに謝れ」とつっこむデザスト。もうただの相棒ですやん。


 さて、そんなデザスト、終盤が近づくと、なかなか迷いから抜け出せない蓮を守るかのように、世界を終わらせようとするラスボスに戦いを挑んだり、飛羽真に対しては「お前がいるとあいつが迷うんだよ!」と斬りかかったり。もうただの相棒ですやん。


 余談ですが。

 ライダーたちの中で蓮はかなり小柄だと思っていましたが、中の人のデータを見ると174センチあるんですね。私よりちょっと背が高い。 で、他のライダーの中の人はというと、3人が178くらいという大きさ!

 現代の若者はこれくらいが普通なのかとも思ったのですが、直近のライダー・戦隊映画「スーパーヒーロー戦記」で、ゼンカイジャー主人公の中の人がセイバーの出演者と会った時、「みんな大きい!」と思ったとインタビューで答えていて、やっぱり大きいんだよなあとちょっと安心したりしました。


 そういえば仮面ライダー 鎧武ガイムでトッキュウジャーとのコラボ回がありまして、双方の主人公が並んだら、鎧武の中の人が頭半分くらい小さくて、こんなに違うんだと思った記憶があります。

 どっちかというと鎧武の方が中の人も男性的で押し出しが強く、トッキュウ1号は小柄で華奢って言う印象だったのですが。今、売れでますよね志尊淳。

 はい、余談の余談でした。

 本筋に戻ります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る