応援コメント

第12話 先生②」への応援コメント


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    根本的に他者に理想を持ちすぎですよ。
    医師ごとき他人に何が判るのでしょう。
    他人の痛みも苦しみも分からない物です。
    自分の痛みもつらさも自分のもの。後から振り返れるようになれば宝物です。

    その上で、頼るならせめて身内にしておくと良い。
    それもべったりではなく、辛いときに背負って進んで貰うくらいの
    距離感が丁度良い。
    それ以上では自分も相手も潰れます。

    今、自分が相手に何を要求したいのか切り分けましょう。
    同意が欲しいのか、今の苦しみに対処(治療)して欲しいのか。
    それをきちんとしないと自分が疲れますよ。

    折り合いを~のくだりですが、
    本当にこんなことを患者に言う精神科医が居るならクズですね。
    カウンセラーの看板掛けて無免許ならなおさらクズです。
    PT(理学療法士)、OT(作業療法士)ですらこんなことは言いませんよ。

    追記
    もちろん誇張はあるとして割り引いて拝読しておりますが、立場として越えない一線はあるので。折り合いの件ですが、基本のきですよ。
    言ってしまったら医師としての立場からただの個人同士になってしまうから患者と医師という立場を崩してしまいます。
    遠回しであろうとも言ってはならない言葉というのはあります。
    それを言われたと仰るのであればハッキリ人間としてクズの医師ですよ。
    お気持ちお察しします。
    どうかご自身をお責めになりませんよう。相手が悪かったのです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    「他人に理想を持ちすぎ」というお言葉、今は痛いほど理解できます...。そこをご指摘くださり有難いです。
    「自分が相手に何を要求したいか切り分ける」ことが本当に大事ですね。際限なく何かしてほしいだと、単に相手に依存することになり自分の心の回復からは遠ざかる気がします...。

    「自分の痛みもつらさも自分のもの」とおっしゃってくださり、自分の経験の全てをそう捉えられるようになれたらいいのに...と思いました。

    折り合いを、のくだりについてですが、この一言だけ見ると酷い言葉だと思います。
    しかし、この話の主人公は「当てつけと自己保身」をしています。先生の適切な言葉を敢えて省いていたり、多少の虚構があったりするだろうと読んでいただけると違って見えてくるかもしれません。
    (ちなみに実際にはもう少しオブラートに包んで遠回しに言われました)



    追記ありがとうございます!
    (返信が遅くなりました...)

    「遠回しであろうと言ってはならない言葉」だとおっしゃってくださり、やっと今そうかもしれないと気付けました。
    「相手が悪かった」そう思うとちょっと気が楽になりますね。
    温かい言葉をくださり、ありがとうございます!

    編集済

  • 編集済

     自分の知識の中にないものを見るのは難しい、とは思います。
     ただ、いくら「ぼく」が演技をしていたとしても、1日に何人も患者さんを見ていたなら「ぼく」のケースは自分の知識の中に当てはまらない事は気づくはずです。

     恐らく、この先生は自分の仕事量が増えることを嫌って、見て見ぬふりをしていたのでしょう。
     「相手もこちらの期待に応えようとしてくれてる。意思を汲み取ろう。」とかなんとか理由をつけていたのだと思います。

     効率化を図る為には、やっつけ仕事も必要だと思うのですが、先生が見ているのは物ではなく「人」です。

     同じ、人を扱う職業人として思うところがあり、長文になってしまいました。申し訳ありません。

     追伸 先生に対して批判的になってしまったのは過去の自分自身に対してのものも含まれていたのかもしれません。
     まだまだ修行が足りませんでした。(宗教家ではない。)

     気分を悪くしてしまったならすいません。

    作者からの返信

    たくさんコメントいただいてありがとうございます!
    (この話全体を通してエピソードの前後の入れ替えはあれどほぼエッセイなので、温かい言葉に救われています)

    「自分の知識にないものを見るのは難しい」とのお言葉に、はっとしました。
    先生と言えども万能なわけはないので、もし別の誰かが見れば「ぼく」は別の救われ方に辿り着けたのかもしれないなと思いました。

    カウンセリングの辞め時を患者側が見極めるのは難しいですし、どんなに優秀な先生でもまったく間違わないことはないと思います。

    これまでは(自分が患者側とした時)、こうして取り零されたとしても心という曖昧なものの治療である以上、仕方ないことだなと半ば諦めていました。

    しかし「先生が見ているのは人です」とのお言葉を見た時に、仕方ないという理由で見捨ててはいけない、と思えました。
    こういった局面でもし私が相談される側になった時、Y.Tさんのように悩みを受け止められる人間になりたいと思いました。



    追記ありがとうございます。
    「先生でも間違えることはある」と実感できたので私としては有難いお言葉ばかりです。

    大変なお仕事をされているのだと思います。ご無理なさらず...!

    編集済