応援コメント

第11話 先生①」への応援コメント


  • 編集済

    お疲れ様です。

    カウンセリングですか。
    通院の場合は1~2分話してひたすら薬だけ出されるのとどっちがマシなんでしょう。
    「相手の期待に応えよう」なんて欠片も思わない自分としては
    医師に「今の私にお前は何が出来るんだ?」と言う姿勢で終始接していたので
    この話のようなことは微塵もありませんでしたが。

    うつ状態の病名付けて数週間の入院治療計画出してきましたが、
    検査と投薬以外結局何かされた覚えもないまましらけた自分が
    「ここに居たらヤバい」と言う危機感と
    「「自分ならぬ」他者なんて結局この程度の判断しか出来ない」
    と言う医師に対する諦めを持って自分で何とかしましたね。

    専門知識があってすら医師に出来るのは病名を付けることと、薬を出すこと。
    医師は頼る物ではなく、使う物です。
    自分の症状について勉強し、分析し、医師に相談する。
    希望の方針を示して相手に提案させて自分の方針と折り合わせる。
    それが自己分析と判断が可能な状態のあり方だと思います。
    正常かとか周囲と比べることに意味はありません。

    自分の有り様くらい自分で決めないと息苦しくて居られませんよ。
    お話のような有り様ではキツいでしょうね。
    他人を頼ったら自分も相手も疲れるばかりです。
    本質的に他人の痛みなんて人は理解しません。まして渡る世間は鬼ばかり。

    良い意味での諦めを持って自分に出来ることをしていかないと
    自身がますます疲れるばかりですよ。
    参考まで。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    「医師は頼る物ではなく、使う物」
    今ならばとてもこの言葉を実感できます。

    当時は相談機関がどんなことをしてくれるのか知らないまま、失礼ながら半分好奇心で訪ねた気がします。
    きちんと説明を聞いて、実際的にどこまでしてくれるのか把握することが大切ですね。自分がどこを治療してほしいのか優先順位を決めて、医療・相談機関のサービスを活用する...という姿勢があれば違った経緯になっていたように思います。

    参考になります、ありがとうございました!


  • 編集済

     「自分は〇〇してやってる。だから君は〇〇であるべきだ。」

     意識してもしなくても、人は少なからずそんな事を思ってしまう事もあるかもしれません。

     それに気づかなかったり、気づいたとしても、それを無視出来るほどの精神の持ち主であれば、何も問題はないでしょう。

     ただ、それを感じとった「ぼく」は、残念ながら、優しい人でした。

     レビューでも書いた、自覚のない暴力とは、人間のそう言った部分が多くを占めているのかも知れませんね。


     ただ、知識ではなく、患者を、「心」で見てしまうとカウンセラーという仕事は難しいのかも知れません。自身の心を病んでしまう精神科の先生も少なくないようです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この話の主人公を優しい人と言ってくださって有難いです。

    私を含め人は誰しも、多かれ少なかれ自覚のない暴力を振るってしまっているのかもしれませんね...。

    「先生は患者を心で見てしまうと病んでしまう」
    その視点を書いていただけて嬉しく思います。
    この話は一人称であり、最初に述べた通り自己保身の話です。主人公の都合の良い部分だけを抜き取っているんじゃないかという視点でも見てもらえると面白いのではないかと思います。