暴れ散らかしてんなぁ






展示完了!帰って約10日ぶりのPEOと洒落こもう。





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種族:人間がレベルアップ

種族:人間が進化可能

職業:人形使いがレベルアップ

職業:卓越者がレベルアップ

スキル【配下強化】がレベルアップ

スキル【配下強化】が進化可能

スキル【配下進化】を獲得

称号『人形之王』を獲得

称号『人形の主』が消滅

称号『長殺し』を獲得

称号『エルフの神敵』を獲得

称号『異端児』を獲得

称号『世界一の生産者』を獲得

称号『コンテスト最優秀賞者』を獲得

称号『三獣士』を獲得

称号『師匠と弟子』を獲得

称号『小春型の会得者』を獲得

称号…………etc

【アップデートのお知らせ】

詳しくはこちらから→https//……

【イベントが開始されました】

詳しくはこちらから→https//www……

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なんですかこの膨大な量の通知は。称号の数がエグいぞ?物騒な称号もあるから怖いんですけど。でもこの感じ、少し懐かしくもある。


「……し、知らねぇから」


めちゃくちゃ震えた声で呟きながら通知を閉じる。大方、俺の人形たちが暴れ回ったんだろう。なんてったって地球の10日はPEOだと1ヶ月だからなぁ。


「俺は気にしない男だッ!今日もやりたかったことをやるぞ!」


通知の件を、脳から滅却するための現実逃避。マジ、何やっちゃってくれてんの?俺の人形たちさぁ……。まあそれは置いといて。いや、置いとけはしないんだけども。


今日は前々からレベル上げしなきゃと思いながら放置していた、2つの魔法をレベルMAXにするつもりで特訓していく。じゃあフィールドに移動するか。何故10日もログインしなかったのか説明しながら。


「……およ?エルフ多くね?」


宿から出て外を軽く眺めると右にエルフ、左にもエルフ。エルフ大量発生なんたが。俺がいない間に空前のエルフブームでも到来しました?


「掲示板を活用すれば知れるけど……使いたくないな」


多分オノに聞いたら分かるだろう。あいつ、職業に情報屋が追加されてたからな。絶対ガッポガッポだろ。


「フィールドは……こっちか」


久しぶりすぎて忘れてたわ。言った通りログインできなかった理由について話そう。それは……


「フィギュアコンテストに参加してました☆」


やべ、すれ違ったエルフ美女の視線が突き刺さってるぅぅぅ!!変なポーズなんてとるんじゃなかったと少し後悔。


前にマスプのフィギュア作っただろ?あれを作成した理由だな。個人的には結構な力作だと思う。このコンテストも優勝して賞金を……グヘヘ。


いや違う。賞金のために造形師をやってる訳じゃないぞ?楽しいからやってるんだ。そこ忘れちゃいかんよ俺。いいな?


「とか考えてると着いたが、ホントにエルフだらけだな」


逆にエルフじゃない俺を、好奇の目で見られてるのが分かる。女子ってこんな感じなのかな。知らんけど。


「まあいいや。とりあえず【水魔法】と【土魔法】の特訓だ」


モウスみたいに俺も氷魔法を取得したいからな。ちなみに土魔法はおまけ。すまんな。お前を活かす方法は泥人形大黒天しかないのかもしれない。


あ、俺が特訓してるところなんて興味無いよな?てことでカット。








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【水魔法】がレベルアップ

【水魔法】が進化可能

【土魔法】がレベルアップ

【土魔法】が進化可能

称号『水魔法の使い手』を獲得

称号『土魔法の使い手』を獲得

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かれこれ5時間くらい集中して特訓してた。おかげで目標だったレベルMAXを達成出来たぞ。


「称号は威力を高める……お?【スキル合成】が使えそう」


【水魔法】・【土魔法】・【光魔法】を合成すると何ができるのか。試してみたくない?少しバランス悪い気がするけど、魔法で統一してるから大丈夫なんじゃね?ってことでポチッとな!


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【水魔法】【土魔法】【光魔法】

をスキル合成により消費しました

新スキル【星魔法】を獲得しました

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ふあま!?絶対強い魔法ktkr!早速試して「ご主人様」……あ。


「よ、ようオノ、久しぶりだな」


「お久しぶりですご主人様。探しても見つからないのですから焦りましたよ。ご主人様がいない間の世界情勢を説明したいので、1度商会の方へいらしてください。仲間も会いたがってますし」


それだけ言うとオノは立ち去っていった。なんか全然焦ってなさそうだったんだが。俺てっきり『心配したアルッ!!』とか想像してたのに。随分とあっさりしてたな。


「【星魔法】はまた今度か。時間もいい頃だし、商会へと向kッ!?」


あっぶね、いきなり矢が飛んできやがった!敵か?特訓だから魔物は1匹も倒してないけど……なにか気に障ったか?


「避けられたか、まあいい。どうせ人間は皆殺しだ」


と思ったら魔物じゃないのかよ!もう薄暗いからハッキリとは見えないが、エルフの男がこちらに歩み寄ってくる。ん?お前プレイヤーじゃなくね?


「無駄な足掻きはやめろよ」


そう言うと素早く弓を構え、矢を放ってくる。おいおい、展開が急すぎるぞ!?せめて名乗ろうぜ!な!?野生のエルフにポリゴンにされるのは嫌だ!


ヒュンヒュンッ!!


攻撃速度パねぇぇぇ!矢が生きてるかと思うくらい俺に向かってくるんだけど!?俺よく避けてる方だと思うぞ!?


てか、皆殺しとか言ってどうした?親が人間に殺されたとかいうイベント的なアレか?これは俺も剣を向けた方がよさそうだな。タダで死にたくはないし。


「とりあえず戦っt……ぶへらッ!あ、弓刺さった!死ぬって!お前強すぎだろ!これでも喰らえ【自爆】」


なんだあいつ!?とりあえず教会から目が覚めたら急いで商会に向かおう。世界情勢とか固いこと言ってたけど、マジで変化してそうだ。


「無駄な足掻きはやめろと言っただろうがッ」


唾を吐きながら後ろにジャンプするエルフ。自爆のダメージ入ってるといいな。とか思いながら俺の視界は真っ黒に塗りつぶされた。






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