4.夜の逢い引きはまだ早い。-4
「俺はさー、いつだって姐さんの味方だよ。姐さんには返し切れない恩があるし、大好きだし、すっげぇ大事だもん。だからさぁ、それ違うでしょ、って思ったら云うよ。姐さんがムカついても、殴られても、黙れって云われったって、俺だけは云うから」
「私が間違えていると?」
「姐さんは間違えないよ。今の判断だって、正解なんでしょ。でもさぁ、経緯って大事じゃん。お膳立てされた道だけじゃぁつまんねーよ」
「意味が分からない。考えは正確に述べろ」
「だんなさまにも経験を積ませてやれって事ー。そりゃ頼りないし、情けないし、小心者なだんなさまだけどさー、何も知らない箱入りのまま、さらに箱を分厚くして鍵までかけるのは酷いんじゃねー? だんなさまがそうしてくれって云った訳でもないのに」
「いらん
「瑕がついたらだんなさまの価値が下がるって云いたいわけ?」
「――……そうじゃない。人は弱いのだから、余計な瑕は、」
そこでエルヴィーラが黙った。ヴェルトへの苛立ちを浮かべていた顔から、すぅと表情が抜け落ちる。
――無表情だ。いつも感情豊かなエルヴィーラしか知らないランヴァルトは、背筋へ悪寒を覚えた。それくらい、“完璧な無表情”だった。
人形のよう、ではない。いや、ある意味近い。その無の表情は、感情のある人ならば決して出来ない類いの物だと、ランヴァルトは悟った。人でないもの。人より高みに居る“なにか”が見せるものだ。
ランヴァルトの脳裏に、【怪物】の文字が過ぎる。そうして慌てて掻き消した。
――エルヴィーラは決して、【怪物】ではないのだから。
「……」
「姐さん。ちゃんと云えよ。周りを真似した言葉じゃなくって、姐さんの言葉でさー」
「……」
「なんでそんなに、だんなさまを大事にするのか。だんなさまを手元に置きたいのか。どうしてだんなさまを“最推し”にしたのか。ちゃんと云いなって。そうじゃなきゃ、姐さんの気持ちは宙ぶらりんで、だんなさまいつまでも不安なまんまだよ。……ぶち犯して物にしようとか、腐れ蛮族の発想だかんね」
「ぶっ」
思わず噎せたランヴァルトの背中を、ヘイスがよすよすと撫でてくれた。
ヴェルトの言葉選びが酷すぎる。上司と云うか、女性に向かって云ってよい言葉じゃない。
「マジで誰の入れ知恵ー? 姐さんの発想じゃないでしょ」
「オデット」
「おーけー。あの莫迦女、一回とことんまで絞め上げとく」
「ヴェルト。女性には優しくしませんと」
「俺、男女平等主義ー」
「男女平等の言葉がここまで物騒に響くって早々無いですね」
「うっせー。……だんなさまもさぁ、気になってんでしょ? 姐さんが何考えてんのか」
「え……あ、はい。そう、ですけど……」
前に一度質問した時、「貴方が私の“最推し”だから」と云う答えを貰っていた。あの時は聞き慣れない単語と、その後続けられた言葉に翻弄されてそれ以上聞けなかった。
そもそもの話。
「なんで……僕が“最推し”なんでしょう……」
何故、何もして来なかった、何も出来なかった自分が、エルヴィーラの“特別”なのか。それが分からないから、根本的な不安が解消されないのだろう。
ランヴァルトにとってエルヴィーラは長く特別視する存在だった。子供が絵本の英雄に憧れるようなものだ。ずっとずっと、夢見るようにエルヴィーラへ憧憬を抱き続けて来た。
だがエルヴィーラが一体いつからランヴァルトを”最推し”として扱うようになったのか、またその切っ掛けが何なのか、一切分からないのだ。
ランヴァルトとエルヴィーラが対面で会話したのは、あの夜会で彼女からプロポーズされた時が初めてである。それまでランヴァルトが遠くから彼女を見つめる事はあれど、視線が交わった事はなく。エルヴィーラの商売にランヴァルトが関わった事も当然ない。
幼い頃に会っていた、と云うロマン溢れる過去もない。ランヴァルトが登城するようになった頃、彼女は幼き実業家として国の各地を飛び回っていたのだ。勿論、祖父から紹介された事もない。
本当に、何もない。まさに青天の霹靂、寝耳に水、驚天動地。
誰も彼もが驚いたと云うけれど、一番驚いたのは誰であろう、ランヴァルト当人だ。
「……」
無表情のまま、エルヴィーラはじっとランヴァルトを見る。視線で穴を開ける事が出来るのなら、ランヴァルトは今頃原型を留めていないくらい穴まみれだ。それくらい強い視線だった。耐え切れなくなって、思わず視線を逸らしてしまう。
情けなく俯くランヴァルトの頭へ、エルヴィーラの声が降って来た。
「明日」
「……?」
「明日、帰還します」
「えっ」
「姐さん、滞在予定って明後日までじゃないっけ?」
「皇帝陛下と話を付けて、明日にはここへ、戻ります」
「え」
「その時、お話します。私が貴方を選んだ理由を。最初から、全部」
ランヴァルトは顔を上げる。見上げた先には、変わらず無表情のエルヴィーラが立っていた。
ただ、煌めく瞳の奥に、ランヴァルトは誠実な光を見た気がしたのだ。
「ヘイス。予定変更を。昼過ぎ、茶の時間には戻る」
「かしこまりました」
ヘイスへ視線を向ける事無く、端的な指示が出される。音も無く立ち上がったヘイスは、綺麗な所作で頭を下げて、エルヴィーラの命令を受諾した。
「ヴェルト」
「なーにぃ」
エルヴィーラは無言で踏み出しヴェルトの前まで来ると――ガツンッ、とその脳天へ拳骨を落とす。痛みのあまり声も出ないのか、ヴェルトは両手で頭を押さえると無言のまま悶えた。
「無礼、それで許す」
どうやら、暴言吐きまくりだったヴェルトは許されたらしい。ランヴァルトもほっとした。ヴェルトの発言は乱暴ではあったものの、ランヴァルトを庇ってくれているものだった。その言葉のせいで彼が重い罰を受けたらどうしようと不安に感じていたが、拳骨一つで許されたなら何よりだ。
いや、本人はめちゃくちゃ痛そうだが。こんなにのたうち回っているヴェルト、初めて見た。
「……ランヴァルト様」
「はいっ」
「あの婦人に会わない方が善い、と云う判断は、撤回しません。例え長く共に暮らして居ようとも、あの婦人は元貴族。使用人ですらない、赤の他人です。この夜と呼べる時間に会うのは、あまりに非常識と云えます。貴方の為にも、面会は拒否する事をお勧めします」
「……はい。分かりました」
ランヴァルトは先ほどとは違い、しっかりと頷いて答える。
当たり前の事を一から説明させて申し訳ないと思いつつ、これがエルヴィーラとしての誠意なのだと感じ取ったからだ。
どこからか扇子を出したエルヴィーラは、ぱっとそれを広げ、口元を隠した。またジィとランヴァルトを見つめてから、片手でネグリジェの裾を持ち、軽く腰を落として貴族の礼を取る。
「夜分にお邪魔致しました、ランヴァルト様。これにて私は下がります。……善い夢を。おやすみなさい」
「お、おやすみなさいっ。エルヴィーラ様も、どうか善い夢を……」
慌てて立ち上がったランヴァルトは、左胸に手の平を当て、左足を軽く下げて礼をした。
お互いに頭を上げる。エルヴィーラは最後ににこっと小さな笑みを浮かべると、瞬きの間に姿を消した。
空間をブレさせる事無く、魔素と魔力の摩擦音を立てる事無く、場の空気を波立たせる事無く。完璧で理想的な転移術の行使に、ランヴァルトは感嘆の息を吐いた。
「凄い……」
「えぇ全く。完全無欠の転移術、単独で出来る方は世界に五人と居ません」
去るエルヴィーラへ最敬礼を取っていたヘイスが、自慢げに云う。自分の主を誇らしいと思えるのは、善い事だ。ランヴァルトは一度だって、自分の使用人達にそう云った誇りを抱かせてやれなかった。
「マジいってぇんだけどー……」
一方でヴェルトは、恨み骨髄の声を出している。怨嗟の声だ。ちょっと怖い。
「貴方の自業自得でしょう、ヴェルト。ちょっと今日のはフォロー出来ません」
「うっせーよマジでぇ……。俺、頭蓋骨割れてない? 陥没してない?」
「え、そんなに痛いんですか? 見せて下さい」
確かに痛そうな音がしていたが、そこまでの苦痛を味わっていたとは。
急いでヴェルトの脳天を確認したが、大きなタンコブが出来てるくらいだった。へこんでない。盛り上がってる。でもかなり痛そうだった。
「えっと、治癒術かけましょうか? タンコブくらいなら治せますよ」
「マジ? さっすが旦那様、伊達に上位貴族やってねーわ」
「……ヴェルト」
「タンコブ狙うな! 陰湿すぎんだろ!」
「二人とも落ち着いて……」
治癒術は「貴族の義務教育」と云われる魔導だ。学べば学ぶほど効果が高まるので、普通の貴族なら骨折までは治癒出来る。それ以上となると、専門的に学んだ医療関係者くらいか。
平民は基本的な治癒術しか学べないので、切り傷や擦り傷、打撲の治療が関の山だと聞いた。それでも、寺子屋や私塾で下位治癒術を教え出してから、平民の死亡率はかなり下がったそうだ。
エルヴィーラにこさえられたタンコブを、再度殴ろうとするヘイスからヴェルトを守ってやりつつ、治癒術をかける。ものの数秒でへっこんだタンコブに、ヴェルトが手をやりながら意外そうな顔をしてランヴァルトを見上げた。
「丁寧に魔導術式編むじゃん、だんなさま。意外な特技はっけーん」
「魔導関係の成績は良かったんですよ」
貧乏貴族であったランヴァルトだが、国からの支援で王立学園には通えていたし、ちゃんと卒業も出来ている。治癒術を始めとしたいくつかの魔導では、優の成績を貰っていた。
これが独創性が求められる魔術になると、可になってしまうのだが。つらい。
「あぁ、だんなさまって決められた事やるのは得意でも、自分から何か生み出すって苦手だよね。なんか分かるー」
「う゛っ」
ここ一月近くの間に、すっかり人間性を看破されている。そんなに分かりやすいかと、自分の頬をむにむにと抓ってしまった。
「ヴェルト」
「ヘイスうっさーい。てか、今日の俺、褒められてもよくねー? だんなさまが籠の鳥どころか箱庭のお人形になるの、阻止したんだけどー」
「云い方とやり方があるでしょう! 我々は確かに他の護衛より御前から優遇されていますが、御前の不興を本気で買えばどうなるか分からないのですよ!」
「そん時は潔く腹切るよ。姐さんの為なら、俺の内臓くらい安いってー」
「それは勿論。私とて御前の為なら腹でも何でも切りますし、
「ひょあ……」
覚悟が決まりすぎてる二人に、怯えの声が出る。
ランヴァルトもエルヴィーラの為なら例え火の中水の中だが、内臓と脳みそ放出は考えた事なかった。
何が怖いって、この二人の場合、冗談やその場しのぎなどではなく、本気だと感じとれる事だ。本当に必要になったら、何の迷いも無く切腹でも脳天かち割りでもしてしまうのだと、ランヴァルトにも分かる。
そこまで慕われるエルヴィーラが凄いのか。覚悟を決められる二人が凄いのか。両方だな、とランヴァルトは思った。
「あ、だんなさま。だんなさまも明日までに考えといて」
「えっ」
「しゅくだーい。姐さんだけ考えるなんて、不公平じゃん。だんなさまも考えてー」
「えっと、エルヴィーラ様が僕を最推しに選んだ理由を、ですか?」
「ちげーって。姐さんに、「どうして結婚を受け入れたのか」ってちゃんと説明してー」
「え」
思ってもみなかった事を云われて、本気でランヴァルトは呆気に取られた。顔はきょとんと間抜けな事になっているだろう。
ソファの背もたれにぐてーっと懐きながら、ヴェルトは笑った。
「姐さんが焦った理由、ちゃんと考えて。あの姐さんがだよ? クソ莫迦女の言葉鵜呑みにして、だんなさまぶち犯そうとするなんて、正直異常なんだけど。それってなんでか分かる?」
「い、いいえ……」
「もー。だんなさまってほんと、自分の事で手一杯だねー」
「う、申し訳ありません……」
その通りなので、ランヴァルトはショボショボとへこみながら謝る。
「その点はヴェルトの云う通りですね」
塩をかけられたアメヨビの如く小さくなるランヴァルトに、今度はヘイスがにこやかに声をかけて来た。なんだか、楽しそうな声だ。
「御前――エルヴィーラ様の言葉には王族も皇族も逆らえないだとか、世界一の大富豪からの求婚を断る訳がない、なんてそんな常識はどうでも宜しいのです。旦那様が、どうしてエルヴィーラ様のプロポーズを受け入れたのか。そこを、エルヴィーラ様にきちんとご説明下さい。エルヴィーラ様が暴走したままですと、直属の配下である私達がかなり大変なので。落ち着かせて欲しいです」
「僕が、エルヴィーラ様のプロポーズを受け入れた理由なんて、そんなの……」
分かり切った事だ。わざわざ説明するまでもない。
「僕が、エルヴィーラ様を」
「あ、ごめん。いま聞かせないで」
「えっ」
「我々が先に聞いたとあらば、冗談抜きで御前に耳を切り落とされます」
「えっ」
「もしくは記憶をなくせとばかりに、鈍器で殴られるよね」
「えっ」
「だからそれ、宿題ー。明日ちゃんと、姐さんに話してー。ぜんぶ。一から十まで、懇切丁寧に」
「あ、はい。分かりました……?」
「疑問形なのウケんだけどー。マジで頼んだよ、だんなさま」
「我々の健やかな職場環境は貴方様のお言葉次第です。期待しております」
「あ、はい」
「じゃぁもう寝よっかだんなさまー」
「さぁさぁ、健やかにたっぷり睡眠を取って、明日に備えて下さいまし旦那様」
「あ、はい」
二人に追い立てられて、さっさか寝る前の準備を済ませる。前から思っていたが、護衛が本業なのに二人とも、他人の世話が上手い。ランヴァルトは肌の手入れまでされて、寝酒を一口飲まされて、あれよあれよと云う間にベッドへ寝かされていた。
少し甘い香りがする気がしたが、起き上がっても二人から強制的に就寝させられそうだ。出来る限り嗅覚を意識しないようにするしかない。
「んっふふ、子守歌でも歌ったげよっかぁ、だんなさまー」
「い、いえ、大丈夫です。眠れます」
緊張を見せるランヴァルトの心理状態を読み取ったらしいヴェルトが、含み笑いをしながら子供相手のような柔らかな声で云う。さすがに恥ずかしいのでお断りすると、ヴェルトは「そう?」と笑いながら引いてくれた。
「……あのさー、だんなさま」
「はい?」
「俺さー、これでもだんなさまの事、けっこー気に入ってんだわ」
「あ、ありがとう?」
「疑問形ウケる。まぁ、だからさー、姐さんと上手く行って欲しいんだよ。姐さんの財産狙いのクソも掃いて捨てて便所に流したいくらい居るけどさー、姐さんの見た目とか性格とかにガチ惚れしてる奴も多いしさー。ほら、この前ぶん殴られた、うちの国のおーじ様とかー」
「あぁ……」
エルヴィーラへ面と向かって「なんでランヴァルトみたいな駄目な奴を選んだのか」と発言し、拳でぶん殴られた王子を、ランヴァルトもよく知っていた。
王太子殿下の長男、つまりランヴァルトにとっては従兄弟に当たる王子だ。年齢が同じでよく比較されたものである。その彼がエルヴィーラに惚れ込んでいると云う噂は、ランヴァルトでさえ知っていた。勿論、情報源はアルヴィドだが。
「でも、どいつもこいつも、気に入らねーの。うっぜぇし邪魔だなぁーって思うんだー。姐さんに近寄るんじゃねぇゴキブリ共が、ブチコロがすぞ、って思うしー。ぶっ飛ばせるもんならぶっ飛ばしたいもん。でもだんなさまには思わないよ。だんなさま、いい子だからー」
「ありがとう……?」
また含み笑いをしながら、ヴェルトは横になっているランヴァルトの頭を撫でた。他人に頭を撫でられたのはいつぶりだろうか。
ヴェルトはイヒヒッと軽快に笑った。
「それって多分、だんなさまが俺らの事じゃまだって思ってないからだなーって」
「? どうして二人が邪魔になるんです?」
初めて会った日からずっと側に居て助けてくれる二人を、どうして邪魔だと思えるのか。むしろ二人から「なんて情けない男だ」と呆れられていないか、内心では見捨てられてやしないか、ランヴァルトはいつも気にしている。
エルヴィーラと比べて、自分はあまりに弱い。常日頃エルヴィーラの側へ侍っていた二人からすれば、物足りない護衛対象だろうに。
「んっふふ、わかんないならいいんだけどー。だんなさまの情緒を育てるのは、姐さんの仕事かなー? それとも俺らの仕事かなぁ。ねぇ、ヘイス」
「御前も情緒豊かとは云えませんからねぇ」
「あー、基本は死んでるかんね、あの人の情緒。クラースのひぃじっ様は偉大だったって事かぁ」
ランヴァルトには分からない言葉が交わされた。気になる名前も出て来たので詳細を聞くべきだと思うのだが、酒が回ってきて眠気が瞼を下ろしにかかる。
うとうとし始めたランヴァルトに、ヴェルトがまた、んふ、とこもった笑いを漏らした。
「ま、全ては明日からだよ、だんなさま。二人とも、まーだスタートラインにも立ってないんだからさーぁ」
わしゃわしゃと頭を撫でられる感触を味わい、ヘイスがヴェルトの名前を呼ぶ声を聞きながら、ランヴァルトは眠りへと落ちて行く。
(……エルヴィーラ様の香りがする)
眠気が来るまで緊張を呼び起こした甘い香りは、睡魔に支配されたランヴァルトにとって安心毛布のような役割でも果たしたのか。
ランヴァルトはその夜、夢も見ない程熟睡をし、翌朝、最高の気分で目を覚ましたのだった。
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