第17話 発熱とお見舞い
俺は体調の悪い
そして
「ちょっちょっと
俺は
「体調が悪いんだから黙って俺について歩けよ」
そして俺と
俺は直ぐに保健室のドアをノックする…が、応答がない。
俺は保健室のドアを引いてみると鍵は掛かっておらずスッとドアは開いた。
俺と
俺は
「俺は保険の先生を呼んで来るから少し我慢して待っていてくれ」
俺は
そして潤んだ瞳で口を開く。
「行かないで」
俺はその言葉と行動を見て赤面する。
なっなんだこの感情は!?
俺の心はどうなっているんだ?
いやいや、その前にこの
俺はそっと俺の制服の端を掴んでいる
「大丈夫だ、すぐに戻って来るから待っててな」
俺は
そして早歩きいや、廊下をダッシュして職員室へ向かった。
*
「少し熱があるようね、自分で帰れる?それとも親御さんを呼ぶ?」
保健の女の先生を俺が呼んで来て
俺はその言葉を聞いて保健の先生へ告げる。
「俺の家は彼女の家の隣なので俺が送って行きます」
「そう、それならお願いしようかな。それじゃあ
保健の先生は戸棚から1枚のマスクを取り出し
「それじゃあ
「はい、わかりました」
俺は保健の先生に挨拶し
マスクをしているせいなのか俺と得に会話をする事はない。
そして
「
「ああ、早く風邪直せよ」
「うん」
俺はそれを見届け俺も自宅へと帰った。
*
翌日俺は学校へ向かう途中に携帯にメッセージが届いた。
俺は携帯をチェックすると送信者は
前のメッセージは中学3年の…まあ、いいかそんな事は。
俺は
『今日は大事をとって休むね、昨日はありがとう』
短い文だったが要件はわかった。
俺は『お大事に』と一言だけ返した。
少し冷たいような感じもするが俺と
用事があるなら直接言うのがいつもの流れだからだ。
まあ、病気なら仕方ないなと思いつつ俺は学校へと向かった。
*
俺は1日中同じクラスのある人物を注意深く観察した日だった。
何故かと言うと
そして俺はクラスで一番最初に声を掛けた3人の内の一人
しかし残念ながら今日と言う日は得になにも起こらなかった。
まあ、起こらない方が俺は安心するのだが。
俺は学校からの帰り道にコンビニに行って果物のゼリーやヨーグルトなど体のいいものを購入した。
これは今日学校を休んだ
正直こんな事をするのは初めてだ。
俺は購入した商品を持って
俺はなんでこんな気持ちになったのかを考えながら。
そんな事を考えているとあっという間に目的地に着いてしまった。
俺は着替えてからにしようと思ったが俺は思いとどまった。
あくまでもついでに寄ったと言う感じの方が
チャイムを2度ほど鳴らすとインターホンに声が聞こえた。
「はい、どちら様ですか?」
「あっ隣に住んでいる
「えっ!
「その声は
俺はてっきり
「ちょっと待ってて、今家開けるから」
そこでインターホンから
「おう、体調は大丈夫なのか?」
「うっうん、熱もないし大丈夫だよ」
俺は心の中で安堵した所で右手に持って来た物を思い出した。
「あっこれ体にいいと思って買って来たんだ」
俺は右手を伸ばして
「あっ私の好きな物がいっぱいある」
「そうなんだ、それはよかった。それじゃあ俺は…」
そこまで言った所で
「ねっねえ!少し寄って行かない?」
よっ寄るってどうゆう事だ?家に入ると言う事か?
俺が返事をせずにマゴマゴしていると
「今、親いないからさっ遠慮しなくていいよ」
親が居ないって…俺は正直迷った。
親が居るとかいないとかではなく
俺が少し考えにふけっていると
「
「えっ!」
俺は少し強引に家の中へと引っ張られてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます