第9話 超常現象部に入りました
俺は全身から冷や汗が出る。
あっあれ?
今って夏だったかな?
確か俺の記憶だとまだ春の4月だと思うんだけど、俺の額や脇そして背中に汗が出て来る。
俺はどうも
いや、
事故の原因を作ったのは俺ですが…。
俺は素早く脳を回転させる。
声を掛けてくれたメガネ男子に返事をするかそれとも
いやいやそんなの考える必要などないだろう。
俺は体を直ぐに
俺は苦しい動揺を落ち着け声を出す。
「
俺は優しく
「
やっちまった。
俺の不手際から
だけどなんで俺が水着女子をガン見しただけであんなに起こるんだ?
はっきり言って女子の心はわからん。
とりあえず今は謝ろう。
「ご、ゴメン。だけどしょうがなくないか?いきなり水着…いや、ビキニを付けた女子が目の前に現れたら俺も男だから見とれちゃうだろ?」
そして『はぁー』と大きなため息をついてから口を開く。
「まあいいわ。でもそんなに水着が見たいなら夏になったら一緒にプール連れて行ってあげる。そうすれば
なっなんだ?
って言うか俺達人前でどんな変な会話しているんだ?
しかもお互いに名前で呼び合っているし…恋人通しとコレ勘違いされるんじゃないか?
いやいや、そんな事を考えているばあいではない。
とりあえず口をポカンと開けて茫然と見つめるメガネ男子と水着女子に声を掛けなければ。
「もっ申し訳ない変な所を見せて。あの部活見学に来ました」
「あっそっそうなんだ。じゃあ良かったら見学していってよ」
メガネ男子は立ち直ったのか返事をしてくれた。
俺はメガネ男子へのフォローが終わると直ぐに
「とりあえず部活見学しよう。さっきの俺の行動についての意見は後で聞くから」
「わっわかった」
そして俺は再度メガネ男子に顔を向けて話しかける。
「それで今は何をやっているのですか?」
「今はねちょっとした実験をしていたんだ」
「実験ですか?」
「ああ、ここは
メガネ男子は苦笑いをしながら話した。
俺は実験の内容を突っ込もうと思ったが俺はそれは部活に入っていいからでいいと思い、部活内容をメガネ男子に聞く事にした。
「そうなんですか。それで部活内容をお聞きしてもいいですか?」
「ああ、いいよ。
なるほどね。
趣味も兼ねた部活って感じだな。
ここはそんなに
「そうですか、それで部員はたくさんいるのですか?」
「いや、恥ずかしいが3年生がもう既に引退してしまい。現在は僕と水着の子の二人だけなんだ」
おっこれはさらに好都合だ。
人が少なければ部活内でボッチになる事もないだろう。
俺は入るとして
俺はメガネ男子から
「
「わっ私は…」
「
良かった。
少しは機嫌が治ったみたいだな。
「ありがとう
俺は笑顔で
「あの僕達二人この
「ああ、喜んで歓迎するよ。それじゃあこの入部届に記入してね」
メガネ男子が入部届を出してくれたので、俺と
メガネ男子は俺達が記入した入部届をマジマジと見ながら話をした。
「えっと、1年1組の
「あっよろしくお願いします」
俺と
「部活は週の内火と木の2回だ。授業後にこの部室に集合して。後、気になる現象がある場合はその時に提案してほしいかな。まあ文化部だから厳しいルールとかはないから気軽に参加してね」
そして俺と
「なんか予想より
「そうね。でも
「そりゃあ厳しいと俺逃げちゃうからね」
「あはは、
俺達は学校を後にしてそんな話をしながら自宅へと歩いていた。
そして俺は前の事を思い出して少し試したくなった。
妹
俺は
そう、
あの時俺は有頂天になっていた。
そんな時に俺は調子に乗って
しかも俺の黒歴史になるのだが、
まあ今回は
ただ、自分の超能力の実力を試すだけだ。
さあ、勇気を出せ
俺は
「
「ん?何?」
そして俺はすっと右手を
すると
催眠に掛かったのか?
非常に分かりにくいがとりあえず命令を出そう。
でもせっかくの命令なんだから俺が幸福な命令を出そう。
「
あーやっちまった命令だ。
まあ、しかしテストだからまあいいか。
せっ成功だ。
あーなんだろうこの感覚。
とても心が落ち着く。
それになんだろう少し
俺はやっぱり
まあ、まだ高校1年になったばかりだ。
俺も彼女が欲しいが慌てる事はないだろう。
俺はせっかく
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